レオス・キャピタルワークス代表取締役社長交代のお知らせ
投資信託「ひふみ」シリーズを運用するレオス・キャピタルワークス株式会社(本社:東京都千代田区、以下「当社」)は、代表取締役社長 藤野英人に代わり、代表取締役副社長である湯淺光裕が新たに代表取締役社長に就任することとなりましたので、お知らせいたします。
なお、本件は2026年6月開催予定の定時株主総会およびその後の取締役会において正式に決議される予定です。

新代表取締役社長就任の背景
国内の資産運用業界では、長期・積立・分散投資への関心が高まるなか、個人投資家の裾野が急速に拡大しています。2008年10月の運用開始以来、「日本を根っこから元気にする」というコンセプトのもとで運用を続けてきた当社の主力ファンド「ひふみ投信」シリーズの運用資産残高は、2025年12月に1兆円を突破いたしました。
これからも、より多くのお客様の長期的な資産形成を支えていくために、当社は次の成長に向けた新体制へ移行いたします。藤野が創業以来培ってきた運用哲学と知見を次世代の運用チームへ着実に継承しながら、経営と運用の両面をさらに強化し、お客様に一層の価値を提供してまいります。なお、本件に伴う「ひふみ」シリーズの運用方針に変更はありません。
新体制の概要
新代表取締役社長の湯淺光裕は、ロスチャイルド・アセット・マネジメント、ガートモア・アセットマネジメントを経て、2003年に当社の創業に参画しました。ファンドマネージャーとして国内外の年金基金の運用を担うとともに、取締役として当社の経営を支えてきた共同創業者です。豊富な運用経験と深い経営知見を兼ね備えた湯淺が代表取締役社長に就任することで、当社の経営基盤を強化いたします。
また、新体制にSBIグローバルアセットマネジメント株式会社の代表取締役社長である朝倉智也を取締役会長として迎え入れることで、当社の経営基盤のさらなる強化とSBIグループとの連携強化を図ってまいります。
藤野英人は代表取締役社長を退任し、新たに「取締役 ひふみ統括アドバイザー」に就任いたします。今後は「ひふみ」シリーズの運用哲学の体現者として、運用、商品戦略、お客様とのコミュニケーションに、より高い視座から関与し、当社の長期的な価値向上に注力します。藤野の投資に対する思想や哲学はすでに当社の運用チームに深く根付いており、これまで培ってきた豊富な経験と知見を活かしながら、現行の運用チームとともに「ひふみ」シリーズの品質向上と長期的な価値提供を力強く推進してまいります。
新 代表取締役社長 湯淺光裕より皆様へ
この度、レオス・キャピタルワークスの代表取締役社長に就任することとなりました湯淺でございます。日頃からレオス・キャピタルワークス、ひふみシリーズを応援していただき、誠にありがとうございます。
2003年、藤野・五十嵐と立ち上げたレオス・キャピタルワークスは今年24年目に入ります。もうすぐ四半世紀を迎えるにあたり、ひふみシリーズがさらに多くの人たちに愛され続けられるよう、藤野が「ひふみ統括アドバイザー」に、私は藤野のあとを引き継ぎ、会社としての歩みをさらに前へ進めることとしました。
ゼロからスタートしたレオス・キャピタルワークスは、ひふみシリーズを中核に、現在1.6兆円を超える運用資産をお預かりするまでに成長することができました。これまで先頭に立ち、レオス・キャピタルワークスを導いてきた藤野のリーダーシップと情熱には感謝しかありません。
私たちの子どものような「ひふみ」たちは、今やそれぞれが個性を持ち、自らの価値を発揮しながら成長を続けられるまでになりました。さらに新たなシリーズも誕生し、未来に向けて力強く歩みを進めています。
この歩みはひとえに、受益者の皆さま、そして販売パートナーの皆さまのご支援のおかげです。深い感謝の念とともに、これまでいただいた信任を胸に刻み、レオス・キャピタルワークスならではの付加価値を創出し続けてまいります。
これからも全社一丸となり、みなさまのご期待に真摯に応え続けることをお約束いたします。レオス・キャピタルワークス、そしてひふみシリーズのさらなる飛躍に、ぜひご期待ください。
新 取締役 ひふみ統括アドバイザー 藤野英人より皆様へ
このたび、レオス・キャピタルワークスの代表取締役を、6月の株主総会をもって退任することといたしました。これまで長きにわたり支えてくださった受益者の皆さま、関係者の皆さまに、心より感謝申し上げます。
2003年に創業し、2008年に運用を開始した「ひふみ」に込めた想い、長期・分散・積立、そして成長企業への投資を通じて日本の未来を共につくるという理念は、今もまったく揺らいでいません。
この間、ひふみ投信の基準価額は1万円から10万円へと成長し、レオス・キャピタルワークスの運用残高も1.6兆円を超える規模となりました。これは、受益者の皆さまの信頼と、共に歩んできた時間の積み重ねの結果であり、改めて深く御礼申し上げます。
もちろん、これはまだ一つの通過点に過ぎません。ひふみ投信の目標は、基準価額100万円という道のりの先にあります。ひふみ投信の基準価額10万円を目指すというのは初期から話をしておりました。当時は悪い冗談くらいの受け止め方でしたが、達成することができました。デフレの時代からインフレの時代に突入したことを考えれば、より短い時間軸で100万円を目指せるのではないかと思っています。
そして今、私は、はっきりと申し上げることができます。
ひふみの哲学は、個人のものではなく、組織の中にしっかりと根付いたと。
レオス・キャピタルワークスには、ひふみの思想を深く理解し、自ら実践できる優秀なチームが育っています。また、これまで共に歩んできた経験豊富で信頼できる経営陣が、引き続き会社を支えていきます。さらに、SBIグループという強力な企業基盤のもとで、ひふみはこれまで以上に安定的かつ持続的な成長を目指していくことができます。
今回の役割の変更は、「引退」や「後退」ではなく、組織としての成熟を前提にした、次のステージへの進化であると考えています。
今後は「ひふみ統括アドバイザー」として、引き続き受益者の皆さまに寄り添いながら、ひふみの考え方や哲学を伝え、企業と社会をつなぐ役割を担ってまいります。また、レオス・キャピタルワークスの取締役として、長期的な視点で経営にも関与していきます。
資産運用は、単なるお金の増減ではなく、未来への意思表示であり、社会への参加そのものです。私はこれからも、「ひふみ」を誰よりも愛するものとして、投資・事業・人材育成という複数の領域を横断し、受益者の皆様とともに、日本の成長を信じ、育てていく旅を続けていきます。
今後とも、変わらぬご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
新 代表取締役社長 湯淺光裕(ゆあさみつひろ) 略歴
| 生年月日 | 1965年1月7日(61歳) |
|---|---|
| 1990年10月 | ロスチャイルド・アセット・マネジメント(ジャパン)入社 |
| 2000年10月 | ガートモア・アセットマネジメント入社、中小型株ファンドの運用担当 |
| 2003年4月 | レオス・キャピタルワークス創業、取締役 |
| 2020年6月 | 同社 代表取締役副社長 |
| 2025年2月 | 同社 投資信託「ひふみ」シリーズ 最高投資責任者(CIO) |
| 2026年6月 | 同社 代表取締役社長(予定) |
