単独株式移転による持株会社体制への移行に関する準備開始のお知らせ

当社は、本日開催の取締役会において、2024年4月1日を目途に持株会社体制へ移行する方針を決定し、その準備を開始することを決議いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。なお、持株会社体制への移行は、株主総会の承認及び必要な関係当局の認可等が得られることを条件に実施する予定です。詳細につきましては、決定次第改めてお知らせいたします。

1.持株会社体制移行の背景と目的
 当社は、「日本のみんながひふみでつみたて」をスローガンに、日本中に「ひふみ」によるつみたて投資を普及させ、当社の経営理念である「資本市場を通じて社会に貢献します」の実現を目指すべく、より多くの人々を「次のゆたかさの、まんなかへ」という思いを込めて、「お金を学び、ひふみでつみたて、共助で支える」取り組みを推進し、投資文化の普及や「ひふみ」ブランドの浸透・価値向上に取り組んでまいりました。
 今後も、ファイナンシャル・インクルージョン(※)を通じて、金融サービスの恩恵を全ての人々が享受できる世の中を目指すとともに、20241月から開始される新NISAなどの制度改正を後押しとした顧客基盤の拡充、SBIグループとの更なる連携による「ひふみ」ブランドの認知度向上などによって運用資産残高の拡大を進めていくためには、高度な運用機能と経営管理及び戦略立案機能に特化した新たなグループ形態を採用することが望ましいと判断し、今般、持株会社体制への移行について検討を開始することといたしました。これにより、当社では、引き続き、お客様からお預かりした資産の運用及び投資信託の販売に注力するとともに、新たに設立する持株会社では、グループ全体の経営戦略・M&A戦略の策定やコーポレートアクションの実行を担う所存です。(※)あらゆる人々が金融サービスへアクセスすることができ、金融サービスの恩恵を享受できるようにすることを意味し、金融包摂と訳されます。

2.持株会社体制への移行方法等 
 持株会社体制への移行方法は、当社を株式移転完全子会社とする単独株式移転(以下「本株式移転」と言います。)により持株会社を設立します。この結果、当社株式は上場廃止となりますが、当社の株主の皆様に当社株式の対価として交付される持株会社の株式につきましては、株式会社東京証券取引所グロース市場への上場申請(テクニカル上場)を行うことを予定しており、実質的に株式の上場を維持する方針です。
 なお、20236月の定時株主総会において、当社の商号を「レオス・キャピタルワークス株式会社」から「SBIレオスひふみ株式会社」に変更することを決議しておりますが、設立する持株会社の商号を「SBIレオスひふみ株式会社」とする予定であることから、本株式移転の決定にかかる株主総会において当社の商号変更を行わないことについて改めて決議し、当社の商号は、引き続き「レオス・キャピタルワークス株式会社」とする予定です。

3.持株会社体制への移行スケジュール 
2023年1018日(予定)    本株式移転計画承認取締役会 
2023年1121日(予定)    本株式移転計画承認株主総会(基準日:2023年9月30日)
2024年4月1日(予定)     本株式移転効力発生日 
ただし、本株式移転の手続進行上の必要性その他事由により、上記日程を変更する可能性があります。

Share
Twitter
Facebook
一覧へ戻る