堅田 雄太 インタビュー

PROFILE
高知県出身。2014年早稲田大学大学院基幹理工学研究科を卒業後、新卒でレオス・キャピタルワークス入社(2012年よりアルバイト入社)。マーケティング・広報部にて顧客分析やホームページ作成、セミナー講師など幅広くマーケティング業務に従事。2018年4月から運用本部でアナリストとして企業調査を行なう。趣味は野球観戦。
現在している仕事を具体的に教えてください
2018年4月から、運用本部にアナリストとして配属されました。当社の運用チームは代表取締役会長兼社長・最高投資責任者の藤野を含めて現在14名です。一般的に運用会社のアナリストというのは、セクターやサイズで担当が分けられて、それぞれの分野のスペシャリストになっていくのですが、レオスの運用チームではこうした担当割が一切なく、どの会社をどのように調査しても良いというかなり珍しいやり方です。日本では上場している会社は約3600社ありますし、海外株式も投資対象なので、海外企業の調査・分析をすることも可能です。各人が自由にやっているようでいて、みんな全体のポートフォリオをよく見ているので「自分はこの周辺の企業を調査してみよう」などと調整しています。

どんなビジネスも「どう売るか」がキモです。企業の取材をする際は「自分がここの営業だったらこの商品をどう売るだろうか」「こうすればよくなりそうだ」とイメージしながら、今後の成長の可能性を探っています。「実際に自分がこの会社の商品を売ってみたい」と思えるような会社には、特に注目しています。
あと、私が心がけているのは、お客様との接点です。わたしたちは自己資金を運用しているわけではなく、お客様の大切なお金を運用していますから、運用成績を残すことはもちろんですが、どんな人々が何を考えて運用しているのかということは、可能な限りお客様にお伝えするべきだと考えています。この「顔が見える運用」というのが、他の運用会社にないレオスの特徴だと思います。最近はオンラインでのセミナーやイベントが主になっていますが、以前出張に行った際は、午前に企業調査、午後はお客様セミナーとか、組み合わせてやるようにしていましたね。
この会社を選んだ理由は何ですか?
その時、インターン先の企業の社長に「投資家で藤野さんという人がいる、明治大学で授業も持っている」という話を聞いて、他大学でしたがその授業を受けさせてもらっていたんです。授業で話を聞くうちに、個人のお金を集めて投資する「投資信託」という仕組みに興味を持ちました。特に、レオスは「ひふみ投信」というかなりユニークな商品を運用していましたから、これはなんだか面白そうだぞ、ということでピンときて、「アルバイトとして雇ってください」と直接お願いして、入社したんです。

そこから会社が成長してステージを変えていくなかで、自分自身も大きく成長できました。若手もベテランも同じく「自分たちが会社を引っ張っているんだ、つくっているんだ」という感覚を持てていることは、すごくラッキーなことだと思います。

今後どうしていきたいですか?
とにかく私は「世の中の仕組みを知りたい」という、好奇心が強いんです。それに加えて、向上心というのか、どうやったらチームがもっとよくなるか、パフォーマンスが出せるか、チャレンジし続けたいという気持ちもあります。
だから、私自身にとって、レオスという場所が、それを実践するための最高のステージなんです。メンバーはそれぞれが自立しているんだけれど、一人ではできないことをチームでやることが面白い。私以外のみんなも同じように思っているはずです。
これから新しいメンバーも増えていきますが、「自分が会社をつくっているんだ」というオーナーシップを忘れずに、「資本市場を通じて社会に貢献します」という共通の目標を、これまで以上に強く意識していきたいですね。次のステージでもレオスが濃いカルチャーを持ち続けられるように、努力していきたいと思っています。
