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株主・投資家の皆さまへ
2023年4月25日、レオス・キャピタルワークスは東京証券取引所グロース市場に上場いたしました。お客様、販売パートナーの皆様、お取引先様など、私たちを支えてくださっているすべての皆様にお礼を申し上げます。上場セレモニーでは「五穀豊穣」を祈って5回打鐘する慣例があります。高らかに鐘を5回打ち鳴らすことができ、大変うれしくワクワクすると同時に、身が引き締まる思いがいたします。
私たちレオス・キャピタルワークスは、「資本市場を通じて社会に貢献します」という経営理念のもと、ファイナンシャル・インクルージョン(金融包摂)によるゆたかな社会の実現を目指し、投資信託「ひふみ」シリーズ等の運用・販売を行っている会社です。
「ひふみ」は2022年時点で120万人以上のお客様に支持をいただいており、特につみたて投資によって支えられているのが強みです。若い世代を中心とした幅広いお客様とともに成長を続け、つみたて額は年間1,300億円を超える規模に拡大しています。2024年には「貯蓄から資産形成へ」を強力に後押しする新NISA制度の開始を控え、つみたて投資の需要は大きく拡大することが見込まれます。これを一つのチャンスとして、さらに大きくお客様の支持を集める運用会社を目指して参る所存です。
私たちが目指しているのは「国民投信」です。日本では、2,000兆円を超える個人金融資産の50%以上を現預金が占めています。これら個人金融資産が未来のための投資に向かうよう、「ひふみ」を国民投信に育てて投資の魅力を隅々までお届けし、投資を通じて日本を根っこから元気にしたいという強い想いを持っています。今回レオス・キャピタルワークスが上場したのは、その目標に向けて新たな一歩を踏み出すためです。多くのお客様に「ひふみ」を保有いただき、さらに私たちの株主になっていただいて、幅広い個人投資家の方々とともに投資の民主化を推し進めていくことができれば、それこそが私たちの考える理想の運用会社のあり方です。
私たちは、上場企業としてはまだよちよち歩きです。これからは新たな挑戦の連続になると思いますが、常にお客様を第一に考え、お客様に支えられながら、お客様のために前に進んでいきたいと思います。「ひふみ」の運用や投資文化の普及に努め、新しく私たちの仲間となってくださる株主の皆様のため、精一杯努力して参りますので、レオス・キャピタルワークスと「ひふみ」をどうぞよろしくお願い致します。
レオス・キャピタルワークス株式会社
代表取締役 会長兼社長 最高投資責任者
藤野 英人
