投資信託の販売会社における比較可能な共通KPI
(2020年3月末時点)
金融庁が公表した「投資信託の販売会社における比較可能な共通KPI」として、以下の3つの指標を公表します。
1.運用損益別顧客比率(投資信託)
2018年、2019年および2020年3月末時点の運用損益は、以下のとおりです。
- 2018年3月末
- 2019年3月末
- 2020年3月末


- 法人顧客および基準日時点までに全部売却は対象外
- 小数点未満を四捨五入
- 2018年3月末、2019年3月末はひふみ投信のみ、2020年3月末はひふみ投信とひふみワールドが対象
(参考)口座開設年ごとの損益状況
- プラス口座
- マイナス口座


2020年3月は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、株式市場は大きく下落しました。ひふみ投信およびひふみワールドは、新型コロナウイルス感染拡大に伴う市場の混乱を事前に見据えて、2月から現金比率を高めていたものの、両ファンドの基準価額は、2020年3月末時点でひふみ投信42,726円、ひふみワールド8,862円と年度末と比較しても大きく下落しました。
その結果、当社の顧客の6割以上を占める2017年および2018年に口座開設していただいたお客さまにおいて評価損益がマイナスとなったことにより、当社全体の運用損益率におけるマイナスの割合が大きくなりました。
一般的に、投資期間が短いと基準価額の短期的な変動の影響を受けやすく、5年以上の長期で投資していただいているお客さまにおかれましては、8割以上の方の運用損益率がプラスとなっております。
なお、前述のとおり、運用損益比率は、投資期間が短い方にとっては短期的な基準価額の変動による影響が大きくなるため、ご覧になった方の不安を少しでも解消できるようにこれまで以上の頻度で運用損益比率を含む本KPIの公表を行なってまいりたいと考えております。
2.投資信託の預り資産残高上位銘柄のコスト・リターン/ 3.リスク・リターン
お客さまにご購入いただいた投資信託の残高について、コストやリスクに対するリターンを表示しています。
なお、当社の販売する投資信託のうち、設定後5年以上経過しているのは「ひふみ投信」のみとなります。


- 小数点未満四捨五入
- 対象銘柄は販売会社の預り資産残高上位20銘柄(設定後5年以上)となりますが、当社が直接販売する投資信託のうち、設定後5年以上経過している「ひふみ投信」のみの表示となります
ひふみ投信は、基準価額の上下動に伴うお客さまのハラハラ、ドキドキ感(リスク)をできるだけ軽減し、着実なリターンを目指した「守りながらふやす」運用に挑戦しています。
その結果、シャープ・レシオ(リスクに対するリターンの大きさ)が高いファンドとして、ひふみ投信は、株式会社格付投資情報センター(R&I)選定の「R&I ファンド大賞 2020」の投資信託10年/国内株式部門で最優秀ファンド賞を受賞しています。
参考数値
金融庁が公表した「投資信託の販売会社における比較可能な共通KPI」における運用損益顧客別比率は、
基準日時点ですべて解約した顧客を除いているため、より正確な数値として損益を確定させた顧客を含めた数値をご参考として掲載いたします。各数値が、利益を確定して解約された方がいらっしゃったことにより、①運用損益別顧客比率(全部売却顧客を除く)の値よりほぼ改善しております。
運用損益別顧客比率(投資信託)※確定済み損益を含めた場合
- 2018年3月末
- 2019年3月末
- 2020年3月末


- 法人顧客は対象外
- 全部売却を含め、すべての損益を対象
- 小数点未満を四捨五入
- 2019年3月末はひふみ投信のみ、2020年3月末はひふみ投信とひふみワールドが対象
(参考)口座開設年ごとの損益状況 ※確定済み損益を含めた場合
- プラス口座
- マイナス口座

