お客様と振り返る10年(第3回) 無理のない金額で無理なく継続

ひふみ投信10周年記念

ひふみ投信10周年記念コンテンツ、「お客様と振り返る10年」の3回目のインタビューは20代からひふみ投信を積み立て続けていただいているH様。

私たちレオスがひふみ投信や投資文化を広めていく際に、「資産形成層に、積立投資や長期投資のメリットを伝えていきたい」という想いがありました。ひふみ投信を長期にわたって積立てていただき、お客様の資産形成をサポートすることにより老後への漠然とした不安を解消していただきたいと考えるからです。H様に投資を始めるきっかけや、生活に無理なく積立投資を取り入れるスタンスなどを語っていただきました。

聞き手:ダイレクト営業部 山崎孝、マーケティング・広報部 坂崎絢子

【プロフィール】

東京在住のH様 (34歳)

20代からひふみ投信を10年間長期積立。

値動きに一喜一憂はしない

―――20代で投資を始められていますが、投資を始めようと思われたきっかけはありますか?

きっかけは、仕事で金融商品の営業をやることになったことですね。自分も色々とやってみないと、お客様に商品内容を伝えられないなと思い、投資信託を始めました。その時は、ネット証券で流行っていた商品をいくつかに選んで購入していました。まだ働き始めて数年だったということもあって、周囲と投資の話はほとんどしなかったですね。


―――知名度も実績がない当社をどのようにお知りになったのですか?

リーマンショックの時、それまで保有していた投資信託が大きく下がってしまい、売却してしまったんです。そんな時期に、ある経済紙に藤野社長の記事が掲載されていたのを見つけました。確か、「経済状況に合わせて株式と現金の比率を変えていくファンドである」という内容でした。僕が過去に見てきた商品の中で、あまりそのような商品がなかったこともあり、「これならもう1回やってみようかな」と、レオスのセミナーに参加したことを覚えています。まだリーマンショックの余波もありマーケットは混乱していしたが、「安い時に始められる」とポジティブに考え、ひふみ投信の積立を始めました。


―――それから10年間も積立投資を続けていただいたことは、本当にありがたいことです。ひふみは積立から始めていただいたとのことですが、もともと積立投資にご興味があったのでしょうか?

自分なりに勉強した中で、時間分散でリスクを減らしていこうと思っていました。その上、当時はそんなにお金もなかったので、積立なら始められるかなと。
積立を始めた後は、基準価額や残高は全くチェックしていないです。レオスのWebサイトも、もう何年か見ていないです。たまに新聞で基準価額を見て、「こんなに上がってるんだ」ってびっくりしたことはありましたけどね。でも、生活に必須ではない余剰資金を投資しているので、あまり値動きに一喜一憂はしないです。

今は将来の資産形成を目的に投資をしているということもあって、途中で売ろうと思ったこともないです。売る時は、退職する時とか、職がなくなった時ですかね。

理念のあるファンドに惹かれた

―――H様が投資信託、中でもひふみ投信を選んでくださっている理由はありますか?

投資信託を買っているのは、単純に購入銘柄を検討するのが面倒くさいからですね(笑)仕事もしているとなかなか時間もとれないですし、プロにお任せしようかと。

投資信託の判断軸については、アクティブファンドに関しては、その投資信託のファンドマネージャーや投資スタンスなどが重要かと考えています。とはいっても、細かい内容というよりは、理念やビジョンといった、「形のないもの」に惹かれているのかもしれません。
ひふみ投信が始まった当初から、藤野社長は「日本の企業を応援したい」と言っていたと記憶していますが、パフォーマンスありきではなく、理念のあるファンドだという点が良かったと思っています。これまでのパフォーマンスがよかった投資信託が、今後も上がり続けるかはわからないですし。


―――その理念は今も変わっていません。他に、H様がお感じになっているひふみ投信の特徴やイメージはありますか?

確かに、藤野社長は有名になったなとは思いますが、変わったとは特段思っていません。

僕が考えるひふみの特徴ですが、ひとつは先ほどお話ししましたように、経済状況に合わせて現金と株式の比率を柔軟に変更できる点です。あとは、藤野社長の会社を見る目が、やっぱり他のファンドマネージャーと違って、面白いなっていうのがありました。ひふみに投資を始めてからいくつか書籍も読ませていただきました。


―――私たちもお客様にどのようなメッセージを伝えていくべきか試行錯誤をしています。普段、運用会社が発信しているレポートや動画などには、目を通されるのでしょうか?

レポートについては、積立当初は読んでいたのですが、今は忙しくなってきたこともあり、あまり読んでいません。例えば、ひふみの投資先の企業がどこなのか、興味がないわけではないんです。ただ、その情報でひふみを投資するかどうかを判断しているわけでもないですね。


―――「手に汗握らない投資」を実践されているからこそなのかもしれませんね。最後に、レオスやひふみ投信に期待するものを教えてください。

特にないです(笑)今まで通りで大丈夫です。
10年続けた結果が実っているので、長期の積立投資は間違いないということが、皆さんに伝わって欲しいなと思います。



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次回:「お客様と振り返る10年(第4回)」に続く

※当記事のコメントは、個人の見解であり、市場動向や個別銘柄の将来の結果をお約束するものではありません。
 ならびに、金融商品等の売却・購入等の行為の推奨を目的とするものではありません。