カツオに龍馬 高知の熱気を感じて -全国ありがとうキャラバン開催レポート-

ありがとうキャラバン

2月22日(金)、ありがとうキャラバンは、高知県にやってまいりました。

伺ったメンバーは、パートナー営業部の蛭田、ダイレクト営業部の戸張、コンプライアンス部の飯塚および経理財務部の高橋の4名です。

今回のレポートは、高橋が担当いたします。

【レポータープロフィール】

高橋 修(たかはし おさむ)
黒田電気、リヴァンプなどを経て2008年7月レオス・キャピタルワークスに入社しました。当時は管理部に在籍し、2008年のリーマンショック後の激動を経験しました。現在は経理財務部を担当しております。生粋の関西人です。

若かりし頃はバスケットボールをやっておりましたが、最近運動不足のせいか体がゆるくなっております。
週末は、たまに競馬などを……。

高橋さんは関西の出身だよね?四国に近いけど、高知には行ったことがあるの?

四国では愛媛県、香川県そして次の日訪れる予定の徳島県には数回行ったことはありますが、実は高知県は1度も行ったことがありませんでした。なので空港に着いたとき、ロビーでお出迎えしていた坂本龍馬の像と思わず写真を撮ってしまいました。

ずっと来てみたかった高知に到着です。

私にとって、高知といえば「ハルウララ」なんですよ。

はるうらら?

1998年11月17日に高知競馬場でデビューし、2004年8月3日のレースまで一度も勝つこともなく引退した競走馬です。

この間出走したレースは113回、すべて高知競馬場で開催されたものです(123回だと「ひふみ」ですし、ゴロが良かったのですが)。当時はメデイアにもずいぶん取り上げられ、地方競馬ながら武豊騎手が騎乗したこともあるなど騒がれたものでした(ちなみにそのレースでは、一番人気ながら11頭立ての10着という結果でした)。出走しても勝てない姿に当時は「負け組の星」とまで言われ、競馬史上間違いなく記憶に残った1頭だと思います。低迷していた高知競馬場はハルウララのおかげでずいぶんと潤ったようです。

そうだったんだ!高橋さんは競馬が好きなんだもんね。

上場会社の基本データが記載されている『会社四季報』があるように、競走馬についても現役競走馬のデータが記載されている『競馬四季報』なるものがあります。競走馬の必要な情報を入手してパドックでの馬の状態や当日の馬場状態を見て判断する行為は、企業分析に近いと思いませんか?
そうかもしれないね!高橋さん、ハルウララの馬券は買ったことあったの?
走っている姿を生で見たいと思いながらも、高知競馬場に訪れる機会がなく……。でも、ハルウララの馬券を購入したかといえば、たぶん購入しなかったんじゃないかと思います。ハルウララの人気が出れば出るほど他の有力馬の人気が下がることで良い配当の付く馬券購入が可能だったと思われますしね。それでも一度は勝ってほしいと応援は続けていましたよ。

カツオのタタキ、藁焼き体験!

……と、私自身はこうした思いから高知競馬場を一目でもと思っていましたが、今回は時間もありませんでしたので、またの機会に訪問することに。

さて、一般的なところで高知といえば「カツオ」が思い浮かぶのではないでしょうか。旬のシーズンを外しているとはいえ、本場でのカツオのたたきは食してみたいものです。

一行は「土佐タタキ道場」へやってきました。

こちらは当社の高知出身、運用部アナリスト堅田がおススメしてくれた1軒です。高知のカツオのタタキを自分で藁焼きして食べられるお店とのこと。空港からも近く、初めて高知を訪れるわたしたちにはうってつけの場所ですね。

さっそく戸張と飯塚が藁焼き体験に挑戦です。長い金串に生のカツオの身を刺したものを受け取り、焚火台で構えると……。

すっごい炎!!

迫力がありました。焼いている戸張と飯塚は終始興奮して、「すごい!」「あつい!」と繰り返し叫んでいました。


一気に燃えあがる炎で皮の面を2分くらい、そして身の面をさっと20秒ほど炙れば、あっという間にカツオのタタキの完成です。

お店の人に切りわけてもらい、自分で好みの薬味を盛り付ければ……

カツオのタタキの完成です!お店の方オススメの食べ方、塩でいただきます。

お味はもちろん、「自分で焼いた藁焼きタタキはうまいぜよ!」。

旬の時期ではないとは思えないほどの身の締まり、味の濃さ。そしてなんといっても藁焼き独特の燻されたいい香りです。

藁は高火力でカツオのタタキを燃料としては理想的なため、昔から使われてきたそうですが、その理由がよくわかります。

本場ならではのこの楽しみ方は、ぜひ皆様にも体験していただきたいものです。ちなみにカツオは3月下旬から5月の「上り鰹」と9月から10月の「戻り鰹」が旬ですよ。

カツオのタタキをぺろっと平らげ、次の目的地、桂浜へ!

坂本龍馬とレオスのご縁

本日2回目の坂本龍馬とのツーショットです!


ここでは巨大な坂本龍馬銅像が太平洋の彼方を見つめています。

台座を含めた総高は13.5メートルだそうです。昭和3年に高知県の青年有志が募金活動により当時の金額で2万5000円を集め建立されました。

坂本龍馬が中心となり結成された「亀山社中」は日本の最初の株式会社の起源だともされているようで、日本株式に投資をする当社にとっては深いつながりがあると言えますね。

また、初代三菱財閥総帥である岩崎弥太郎氏は、その後の「海援隊」でも会計担当として手腕を振るっていたようで経理財務を担当している身としては親近感を覚えます。レベルが違いすぎますが……。

龍馬像を抜けて下へ降りると桂浜に到着です。

桂浜は、高知県を代表する景勝地の一つで、月の名所は桂浜とよさこい節でも謡われています。あいにくの曇り空でしたが、今度は天気の良い日に来てみたいですね。

セミナーにはまだ時間があったので、せっかくなのではりまや橋にも行ってみました。

昔のはりまや橋を復元し、はりまや橋公園として整備されていました。もう少し、大きいのかなと思っておりましたが、コンパクトでも雰囲気ありますね。

高知県民謡として古くから伝わる「よさこい節」の代表的な一節に登場することで有名な場所です。

「土佐の高知の はりまや橋で 坊さんかんざし 買うを見た よさこい よさこい~」

ひふみろ、よさこい節うたえるの!?
高知出身の堅田さんに教えてもらったよ!


はりまや橋は、もともとは江戸時代の豪商・播磨屋(はりまや)と櫃屋(ひつや)の行き来のために私設された小さな橋です。当時の人はまさかこんなに有名になるとは思ってもみなかったでしょうね。

高知の皆様にありがとう

高知城を眺めながら……

すぐ近くの高知県立県民文化ホールへ。いよいよこの日のありがとうキャラバンが始まります。

金曜日の遅い時間、またあいにくの天気のなか、6名の方に参加いただきました。中には2009年からのお客様もいらっしゃいました。

実は高知県は、ひふみ投信のお客様が一番少ない県でもあるんです。アットホームな雰囲気でセミナーが始まります。

本日の講師は蛭田です。

まずは「ありがとう」の大切さをお伝えし、当社の紹介とひふみ投信10周年記念コンセプトムービーをご覧いただきました。

コンセプトムービーはこちらからどうぞ
https://www.rheos.jp/10th_anniversary/index.html

投資信託のメリット、ひふみ投信の特徴やつみたて投資についてわかりやすい説明を心がけていました。特につみたて投資の効果については、お客様は特に興味を持たれたようでした。

飯塚、戸張、そして私も日頃お客様と直接に接する機会が少ないので、この機会に担当業務の説明などをさせていただきました。

経理財務部の責任者として日頃心がけていることは、ひふみ投信のお客様に安心して長期にお金を預けていただけるよう、会社の経理を正しく行なうことです。

長期に資産運用を考えていただくお客様にとって、その資産を運用する会社が永続的に企業活動を行えないと安心して資産運用を任せることはできませんよね。皆様にお話をしながら、運用会社としてのお金を預かる経理財務部としての責任の重さを再認識した次第です。

最後まで残ってくださったお客様と記念写真を撮りました。

金曜日の遅い時間、また雨の中参加いただきましたお客様に「ありがとう」です。

セミナー終了後のおいしいお楽しみ

このあとちょっと嬉しい出来事がありました。

セミナー終了後、遅めの夕食をとるため商店街を歩いていると、蛭田が昼間に見かけたという美味しそうな洋菓子店を思い出しました。お店の閉店時間は20時という看板。現在の時刻は20時40分。でも明かりはついているぞ……?

恐る恐る声をかけてみると、快くいいですよとのお返事が!NEGRITAさんありがとうございます。

甘いものを片手にこれから夕食と反省会です。

……の、はずが。

訪れた「大黒堂」さんでは、ただただ美味しい食事に感動するばかりでした。

高知といえば新鮮な魚。

名物、土佐清水サバのお刺身は、あいにく売り切れ(絶対にリベンジです)。それでも新鮮なシマアジとカンパチを美味しくいただきました。

こちらも名物のサバの「あぶり寿し」は注文できましたのでシメに。炙っているだけに、さばとご飯が香ばしく最高でした。

地元の人に愛されているお店で、ご主人がわたしたちを常連客と間違える場面もありました。

あれ、反省会は~?
そうでした。高知の鮮魚があまりにも美味しくて、反省会は忘れていました。

高知の人々のホスピタリティに感謝するありがとうキャラバンでした。高知の皆様、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
次回は高知競馬場にも!ハルウララはもういませんが、地方競馬の熱気を体感したいですね。(レポーター:経理財務部 高橋)