鳥取砂丘に教わる長期投資の姿勢 -全国ありがとうキャラバン開催レポート-

ありがとうキャラバン

1月11日(金)、鳥取市でありがとうキャラバンを開催しました。

メンバーは、マーケティング・広報部の白水、松永、業務部の齋藤の3名です。

今回のレポートは、齋藤が担当いたします。

【レポータープロフィール】
齋藤 光代(さいとう みつよ)

証券会社で主に個人のお客様へ投資信託の販売をし、他業界への転職を経て、2008年8月レオス・キャピタルワークスに入社。コミニケーション・センターでお客様対応に従事し、2009年7月から業務部に在籍。
世界遺産巡りが好きで、いつかペルーのマチュ・ピチュを訪れたいと思っています。

齋藤さんの「業務部」って、どんなお仕事?というお話は、ひふみ投信10周年の記念インタビューでも紹介しているよ(こちら)!「正しくできて当たり前の仕事」っていう言葉が印象的だったなあ。

齋藤さんが今回のありキャラで、鳥取を選んだ理由は?

さかのぼって考えると、子供の頃に見た映画『インディ・ジョーンズ』の影響かなあ。映画の中で砂漠のシーンが多くて、その砂漠を抜けた先に遺跡を発見したり、目的地にたどり着くこともあって。遺跡や砂漠にずっと興味があったんです。

まさか砂漠が日本にもあるなんて思っていなかったので、存在を聞いたときは、嬉しかった一方で「本当にあるのか?」なんて、子供の頃に思っていました。

鳥取といえば鳥取砂丘が有名だもんね!
はい、あと砂の美術館もありますね。今回は砂像製作期間のため休館で見ることができませんでしたが、また次に鳥取へ行く理由ができました!

しゃぶしゃぶのルーツを辿る

さて、鳥取空港に到着!鳥取砂丘コナン空港で、到着後すぐにパシャリ。

まずは、お腹がすいたのでランチに出かけます。

今回選んだのは、しゃぶしゃぶのルーツといわれる「すすぎ鍋」です。

実は、しゃぶしゃぶのルーツが鳥取に関係あるって、皆様ご存じでしたか?

北京の名物で「涮羊肉(シュワヤンロウ)」という鍋料理があります。「火鍋子(ホウコウズ)」という独特の形の鍋に香菜などの野菜に薄く切った羊肉をさっと通して、タレにつけて食べるというものです。この鍋には中央に煙突があり、その中に炭火などを入れて加熱するのです。

これを日本に伝えたのは、鳥取出身、民藩運動の実践的指導者のひとりだった吉田琢也氏。第二次世界大戦で軍医として中国に渡り、除隊後も北京に残り民藩運動を続けましたが、敗戦後、京都へ引き上げてきました。

その際、京都のお茶漬けの名店「十二段家」の玄関で「火鍋子」を見つけ、「涮羊肉」を再現してみたことが始まりです。当時、日本では羊肉を入手するのが困難だったため、牛肉に替えてこの料理を完成させたのだそうです。

十二段家の主人である西垣光温氏はこの料理を「牛肉の水炊き」と名付けて売り出し、そののち、大阪「スエヒロ」の三宅忠一にも伝えられ、昭和29年に洗濯物を濯ぐ音から「肉のしゃぶしゃぶ」の名を登録商標としています。

そして、わたしたちが今回伺ったのが、吉田氏が鳥取に戻って開いたお店、「たくみ割烹店」です。

しゃぶしゃぶのルーツを知ると、この真ん中に穴の開いたユニークなお鍋の意味がわかりますよね。このお鍋でいただくのは初めてなので興味津々です。

色鮮やかなお肉が運ばれてきました!

普通のしゃぶしゃぶのようにいただきます。こちらのお店で「すすぎ鍋」と呼ばれているのは「涮羊肉」の「涮」がすすぐという意味があるのをそのまま訳しているからだそうです。さすが、元祖、というかんじがしますね。

たっぷりのお肉が運ばれてきたときは食べきれるかなと心配しましたが、意外なほどさっぱりとしていて柔らかく、胡麻ダレと相性抜群でした!

知られざるしゃぶしゃぶのルーツに触れてお腹もいっぱいになったところで、鳥取砂丘へ向かいます!

インディ・ジョーンズの世界、憧れの鳥取砂丘へ!

この日は、あいにくの天気でパラパラと雨が降り、海風が非常に寒かったのですが、初めて行く鳥取砂丘にテンションが上がっている私。

砂丘が見えてきたと思ってダッシュで向かっていったら、あれ?ここ?

……フライングしてしまいました(笑)

こちらです!

念願の鳥取砂丘です!
「広い!」……以外の言葉がでてこない!

奥に見える砂山まで近くに感じられますが、人影が小さくなっているのを見ると結構な距離がありますね。人がいないと距離感もわからなくなってくるほどです。

砂丘の中にはオアシスもありました。憩いの場ですね……この情景は、なんだかインディ・ジョーンズを思いだします(笑)。

ねえねえ、そもそも鳥取砂丘ってどうやって作ったの?

ひふみろ、人工じゃなくて、自然の力だよ!

私も今回行ってみて仕組みがわかったんだけど、風と川と、海の波が合わさって生まれた地形ということらしいです。中国山地の岩石が風化作用でもろくなって砂になると、砂は雨に流されて川で運ばれて、日本海に流されるよね。海底に堆積したその砂は海流と波の働きでまた岸へ打ち上げられて、その砂が強い北西の風によって内陸へと運ばれて……というのが長い年月にわたって繰り返されることで、こーんなに大きい鳥取砂丘ができたんだって!

うわあ、自然の力ってすごい。ということは今も砂丘は作られ続けているってことなんだ。それって、なんだか僕たちの長期投資の考え方にもつながっている気がするよね。無理に積み上げようとしないで、小さい資金でもコツコツ長い時間をかけて投資をし続けていると、大きな山に成長する、そんなイメージ!

さすが、ひふみろ! 砂丘みたいにじっくり時間をかけて、大きな山が作られていくイメージを持っていれば、つみたて投資も続けやすいかもしれないね。

熱意が伝わった鳥取ありキャラ

砂丘を堪能したあとは、セミナー会場へ!

移動はタクシーに乗ったのですが、運転手さんが、鳥取の歴史をいろいろと教えてくださりました。「鳥取砂丘へ行く大きな道は昭和天皇がいらっしゃるというときにつくられて、昭和39年まで使用されていたのは実は山道だった」とか、調べても辿りつかない鳥取の歴史をレクチャーしてくださって、鳥取の県民性は優しさなのかな、という話を松永さんとしていました。

セミナー会場は、鳥取県民ふれあい会館です。

15名のお客様に加え、ひふみプラスのパートナーである鳥取銀行の行員さんも4名いらしてくださりました!

鳥取は昨年開催の予定だったのですが、台風のため延期になってしまい、お申し込みいただきました皆様には大変ご迷惑をおかけしてしまいました。にもかかわらず、前回お申し込みいただいたお客様も大勢来てくださいました!うれしいですね。

今回のスピーカーは白水でした。

最初に「前回の鳥取ありキャラが延期になった分、いつもの倍の熱意をこめてお話します!」と宣言していましたが、まさにその通り、いつも以上に熱が伝わるセミナーでした。

その熱意を鳥取のお客様がしっかりと受け止めてくださっているように感じました。白水が「『ありがとう』という言葉をかけることも『投資』ですよね」という話をした際には、「なるほど……」という声が聞こえてきそうな雰囲気でした。

途中、マーケティング・広報部の松永、業務部の私も普段どういったお仕事をしているか、お話しました。温かい眼差しで話を聞いてくださり、ここでも鳥取のお客様の優しさを感じました。

日ごろの業務ではお客様にお会いする機会がないので、ありキャラでお会いできることをとても楽しみにしていました。わたしたちは「顔の見える投信」ということをお伝えしてきていますが、レオスのメンバーにとってもお客様の顔が見えるのは、ありがたいことだと感じた時間でした。

お客様アンケートに感動

ありキャラ鳥取の締めくくりは、イカでした!

この時期はイカがおすすめ!と聞いたので、おいしいイカと海鮮をいただきました。
日本海側はやっぱり海鮮も美味しいですね。

つやつやキラキラのイカ、フォトジェニックですよね!

白水も松永も写真を撮るのが好きなようで、ふたりでお皿を撮りあってお互いに「美味しそう!」と褒めあっているのが面白かったです(笑)。

こちらの鯖寿司は、ちょうどいい脂でお米との調和も抜群でした。
あまりの美味しさにもう一皿!

美味しい海の幸をいただきつつ、3人でありキャラの振り返りをしました。

お客様にご記入いただいたアンケートを回し読みしながら、「こちらが嬉しくなるコメントばかりだね」と、しみじみ。鳥取のお客様は、素直に率直にコメントを書いてくださりました。積極的な情報公開や、実際に会社に足を運んで調査をしていることなどを評価いただいています。

セミナーが終わった後のアンケートは、すごくありがたいんだよね。

はい、私が特に嬉しかったのは20代の男性からいただいたコメントです。

「毎日の基準価額が発表されるのを楽しみにしていますが、その基準価額を計算している方の顔までわかるファンドは他にないでしょう」と書いていただきました。

わあ、それは嬉しい!
いただいた声援を励みに、毎日の仕事も頑張っていこうと思います。鳥取の皆様、どうもありがとうございました!(レポーター: 業務部 齋藤 光代