幸せを呼ぶ 香川の食と技術 -全国ありがとうキャラバン開催レポート-

ありがとうキャラバン

11月9日(金)、ありがとうキャラバンは香川県にやってまいりました!

参加したのは、内部監査室兼コンプライアンス部の入江、運用部の堅田、マーケティング・広報部の松永、トレーディング部の岡田の4名です。

今回のレポートは、岡田が担当いたします。

【レポータープロフィール】
岡田 雄大(おかだ たけひろ)

2009年、株式会社外為オンラインを経てレオス・キャピタルワークスに入社、トレーディング部に配属。以降、一貫してトレーディング業務に従事。2歳の娘と1歳の息子を溺愛しており、週末が楽しみで仕方ありません。

来年でレオスに入って10年になる岡田さん。トレーディング部でのお仕事の様子は、ひふみ投信10周年の記念インタビューでも紹介しているよ!(こちら

今回のありがとうキャラバン、岡田さんが香川を選んだ理由はあったの?

私は今年で34歳になりますが、実は四国を訪問したことがなく、今回は一番に四国を希望しました。訪れてみた第一印象としては、良い意味で私の出身地である千葉と大きな違いを感じませんでした。空港周辺は非常に穏やかな田園風景が広がり空気が清々しく、そして高松市内は程よく栄えており、夜の繁華街は非常に賑わっていました。そして何と言っても料理がとても美味しい。おかげで食べてばかりの一日でした。

香川といえば、やっぱりうどんだよね?「うどん県」でPRしているもんね。

はい、ご他聞にもれず、うどんを食べ歩いてきました。

県内のうどん店数は全国15位であるものの、一世帯あたりのうどん消費額は12,750円と日本一で、2位の埼玉の約2倍の消費額となっています。ちなみに私の最近のマイブームは「どん兵衛」でして、週に4回は昼に食べるほどのうどん好きです。今回はうどんを食べるだけでなく、なぜうどん県となったのかも追っていきます!

うどんはしご、まずは1軒目!

高松空港に着いたのは11時。早速腹ごしらえです。レンタカーを借りてまず一軒目に「山越うどん」さんを目指します。穏やかな田園風景を走ること40分ほど、平和な田舎町の中ではやや異様に映る広大な駐車場を発見。しかも平日なのに満車の勢い、さすがはうどんの街です。

運よく並ばずに入ることができました。うどんの種類は全部で9種類ありましたが、ほとんどのお客さんが頼んでいた釜玉うどんを注文します。

月並みな感想ですが、麺がシコシコで最高においしかったです。市街地からも空港からもやや離れていますが、わざわざ足を運ぶ理由がわかりました。

ちなみにこちらは釜玉うどんではなく、山かけがトッピングされた「かまたまやま」です。食べることに夢中で自分が注文した釜玉は撮り忘れてしまいました。

入江さん、嬉しそうだなあ。僕もなんだかおなかへってきた……!

弘法大師の偉業、そして金運スポット

うどん屋のはしごの為に腹6分で抑え、次に向かったのは満濃池です。

「自然って、すばらしーい」と叫びたくなりますが、実はここ、溜池なのです。ご存知の方も多いかもしれませんが、満濃池は日本最大の溜池です。

香川県は四国山地、中国山地に挟まれた盆地に似た地形で、降水量が少ないのが特徴です。

その対策として、無数の溜池を設けて水田開発に努めました。しかし米の栽培は難しく、米の代用品として徐々に小麦栽培が浸透していったそうです。また瀬戸内海に面し、雨が少なく浅瀬である為に塩作りの条件を満たすなど、うどんに不可欠な良質な小麦、塩、そして瀬戸内の水が揃っていたことでうどん作りが盛んになったとのことです。

なお、この溜池、そして讃岐うどん作りは弘法大師が中国から持ち帰った技術が活かされていると言われています。満濃池は洪水による堤防決壊を経験し、工事も難航していましたが、弘法大師が改修に貢献したそうです。

ここで「うどん県」の秘密がわかったね!

弘法大師の偉業を思いながら、記念撮影です。

大師オーラが漂っていますね。

そして次に訪れたのが観音寺市にある銭形砂絵というスポット。

この角度からでは大型施設建築の土台作りのように見えますが……。

上から眺めると、この絶景です!

東西122メートル、南北90メートル、周囲345メートルの巨大砂絵は迫力満点です。夜になるとライトアップされ、更に綺麗な景色を堪能できます。謂れは1633年、丸亀藩藩主の大名、生駒高俊公を歓迎するために一夜にして作られたとのこと。

「この銭形を見たものは健康で長生きができ、お金に不自由しないといわれています」とのこと。銭形を見て宝くじを購入した人が高額当選したことから金運スポットとして人気となったそうです。

ひふみ、レオス、そして子供の健やかな成長を、しっかりとお祈りしてきました!

幸運オーラが漂っていますね。

ちなみに一番左に写っているのはマーケティング・広報部の松永です。写真に写りたくないと終始カメラから逃げ回っていましたが、金運スポットということでここだけは格好良くキメています。

松永さん、ちゃっかりしてるね!

かなり熱心に眺めていましたね。

うどんパワーでセミナーへ!

弘法大師様の技術、味に触れ、幸運オーラを纏い、残るはセミナーと食です!

まずはセミナー前の腹ごしらえ。2軒目のうどん屋さんです。

向かったのは善通寺市にある「釜揚げうどん長田 in 香の香」さん。こちらも言わずと知れた県内屈指の人気店ですが、14時過ぎという時間帯だったこともあったか、私たちが幸運オーラを纏っているからか、並ばずに入れました。

こちらの一押しメニューは釜揚げうどん。

出汁が非常に濃厚で最高に美味しかったです。

メンバーでの協議の結果、うどんをおかわりし、腹7分目でいざセミナー会場に向かいます。

セミナー会場は高松のレクザムホールで行ないました。金曜日の夜という忙しい時間帯、またカンブリア宮殿が放送されていない地域ではありましたが、事前にお申込みいただいたお客様のほとんどがご参加くださり、投資に対する熱心さを感じました。

今回のプレゼンターは堅田です。アルバイトとしてレオスに入社、そして新卒で入社後はマーケティング・広報部に所属していましたが、今年からアナリストとして運用部に配属されて気合十分です。

特に堅田は四国・高知出身ということもあって力が入っていたようで、当初のスケジュールを大幅に無視して熱弁をふるっていました。

堅田はマーケティング・広報部にて、ひふみ投信の魅力を伝える資料作成などを担ってきました。今回、ひふみのセミナー参加は初めてで、かつ投資初心者というお客様が多くいらっしゃいましたので、できる限り難しい専門用語を使わず、わかりやすい説明を心掛けていたようです。

またアナリストとして、どの様な視点で経済を捉えるか、また“良い企業”を発掘、見極めるポイントを熱く語っていました。

入江、松永、岡田も各自の業務内容を含めて簡単に自己紹介させていただきました。

私は仕事柄、いつもパソコンに張り付いており、お客様の前でお話しする機会はめったにありません。実際にひふみシリーズをお持ちいただいているお客様と直接お会いすることができ、改めて良いトレードでお客様の資産形成に貢献するぞと襟を正すことができました。

ダメ押しのグルメはしご

そして、一日の締め括りは瀬戸内の魚介類。

香川の名産とも言われているオリーブハマチが特に美味しかったです。これで心置きなく香川を後にできます。
 

……と思いきや、もう一軒はしごします。うどん、魚ときて最後に鶏肉です。勉強不足でしたが、香川県は骨付き鳥も有名なのだそうです。丸亀市発祥のご当地グルメで、半世紀を優に経る伝統料理となっているとのことでした。

向かったお店は創業60年超、人気骨付き鳥店の「一鶴」さんです。

何でも高知出身の堅田は、ご両親に一鶴さんの骨付き鳥を送ってもらったことがあるらしく、その味が忘れられず、ぜひ実店舗に行きたかったのだそうです。

骨付き鳥は「おやどり」「ひなどり」の二種類があります。

こちらがおやどり。特徴としては少し硬目ですが、噛めば噛むほど、旨味が染み出てきて格別です。

そしてこちらがひなどり。おやとは対照的に柔らかく、ジューシーです。

おやとひな、どちらも最高に美味しいですが、個人的にはひなに軍配。

一鶴さんはネット通販も展開しています。この記事を作成していたら無性に食べたくなり、早速クリスマス用に注文しました。 

また、溢れ出る肉汁に塩結びをつけて食べるのもおすすめです。

以上、ほとんど食レポとなってしまいましたが、美味しい食事、お酒を口にするとやはり気分が上がります。今回のメンバーは全員別々の部署で世代もバラバラ、普段は業務上、頻繁に話をするという間柄でもありません。しかし香川の美味しい空気と食事のおかげですっかり意気投合。食のことばかりでなく、ひふみに対する思いも熱く語り合いました。

それはよかった! ありキャラ香川、大満喫だったんだね!

はい、人生初めての四国、香川は最高でした。

新たな土地に自分で足を踏み入れ、目で見て、手で触れ、口で食すことは新鮮で、当然ながら媒体からは捉えきれない情報を収集でき、ダイレクトに自分の経験に繋がります。レオスの運用の特徴として「足で稼ぐ運用」というものがありますが、実際に現地に赴いて肌で感じる重要性さを体感できました。お客様と直接お会いすることはもちろん重要なのですが、この業界、そして私の職種ですとあまり経験することはできず、大変刺激となりました。

ひふみに携わっていなければお会いすることがなかったかもしれないお客様、同僚、土地に触れ、改めてひふみ投信をより良い商品とする一助にならなければと強く決心しました!

ありがとうございました!(レポーター: トレーディング部 岡田 雄大)