ひふみの社会科見学 in リンナイ

ひふみの社会科見学レポート

第34回 ひふみの社会科見学を12月1日に開催しました!

 

ひふみの社会科見学とは、当社のメンバーと一緒に実際に企業へ訪問し、現場の空気や働く人、商品、サービスなどに触れていただき、経済や投資、企業を身近に感じていただく会です。

 

リンナイさんのほっとラボ横浜にお邪魔して、日常の家事を簡単にラクにしてくれる、ガス衣類乾燥機や時短料理を体感するイベントを開催いたしました。

普段は、工務店などお取引先の方に製品研修をする施設を特別に使わせていただき、親子4組を含む16名の方にご参加いただきました!

レオスからは、運用部シニア・アナリストの栗岡大介、マーケティング・広報部の渡邊富士子が参加しました。

リンナイさんはどういう会社なの?

最初にリンナイ経営企画部の土屋賢治さんから、映像や資料を使ってご案内いただきました。

「リンナイ」という会社名は創業者の「藤秀次郎さん」と「兼吉さん」の苗字から一文字ずつとって林内=リンナイとなったそうで、大正9年に創立し再来年には創業100周年を迎える会社です。ガスコンロやガス給湯器でおなじみの会社で、その事業は海外80カ国にもおよび、多くの各国で販売シェア1位を占め、インフラを担う会社です。

 

たとえばガスコンロは、アジア圏では中華料理のように強火でサッと調理する料理が多いので強火機能、ヨーロッパ圏ではじっくり煮込む料理が多いためとろ火の機能など、各国での生活文化が違っているため、それに応じた商品を、現地で生産して販売しています。

その商品は「品質こそ我らが命」という考えのもと、リンナイさんの社内で丁寧に作られていて、バーナーや熱交換器だけでなく、部品や電子回路、そしてガスコンロのグリルで使うダッチオーブンまでも「熱に関わる技術」を開発し、重要な部品を自社で製造しています。

ダッチオーブンまで作ってしまうなんて凄いね! 取締役の小杉將夫さんは「良いものを造るには試行錯誤が必要で、自社内だとスピーディーに、納得いくまでモノづくりができる」っておっしゃっていて、お客様に喜んでもらえる品質へのこだわりを感じたよ。

さっそく、「ラクカジ」を体験

続いて、キッチンへ移動。みんなでおそろいのエプロンをつけた後、リンナイさんの家事を楽に、時間短縮してくれる「ラクカジ」を営業支援チームの鈴木尚代さんに説明いただきました。

最初はガス衣類乾燥機の「はやい乾太くん」。電気の乾燥機よりもパワフルな温風で仕上げるので、清潔に短時間で乾くそうです。洗濯物が多いご家庭では一日2回洗濯するそうですが、「はやい乾太くん」があれば、洗濯機と別々に動かすことができ、5kg×2回分の洗濯・乾燥が2時間半で済むそうです。洗濯物の仕上がりもふわっふわです。

乾燥機があれば干す手間も減ってラクになるし、乾燥機を動かしてる間は自由に時間が使えるんだね。

ガス衣類乾燥機 https://rinnai.jp/products/sanitary/laundry_dryer/

料理をラクラク簡単、美味しく。自由な時間が増える可能性

次はスマホのアプリとガスコンロが連動し、美味しい料理を作れるガスコンロ「デリシア」で調理体験しました。このコンロには鍋底の温度を検知するセンサーが付いていて、自動で温度を調整してくれます。この日のメニュー「とうもろこしごはん」の材料をお鍋に入れたら、専用アプリ「デリシアプリ」でメニューを選択し、ガスコンロのスイッチを入れるだけ。微妙な火加減もおまかせで、美味しいごはんが炊けました。

そのほかの体験メニューのハンバーグ、根菜蒸し、野菜コンソメスープもデリシアのオート調理機能におまかせで、参加したお客様の作業はハンバーグを1度ひっくり返すくらいと、とても簡単です。しかも、ひっくり返すタイミングはデリシアが音声でお知らせしてくれます。ハンバーグは肉汁が閉じ込められてふっくら、美味しく焼きあがりました。

このガスコンロの自動温度調節ができるSiセンサーは、もともとは法令の規制で生まれたものです。てんぷら油の加熱し過ぎが原因で起こる火災を防止するために、家庭用ガスコンロには全口にセンサーを搭載する事が義務付けられ、鍋底の温度を感知して、危険な温度になる前に弱火になったり、自動消火して安全に使えるようになりました。この温度センサーを活用し、調理する温度を徹底的に研究して、自動で調理できる機能に進化させたそうです。

また、最近よく起きる地震に対し、震度約4以上の揺れをガスコンロが感知して、ガスを止めて自動消火します。揺れピタ機能というネーミングで、リンナイさんは今年から水無し両面焼ビルトインタイプのガスコンロ全てに揺れピタを搭載しているそうです。リンナイさんは電子制御の技術を得意として、早くから研究・開発に取り組んできたことも強みだそうです。

料理好きの栗岡は、みなさんとおそろいのエプロンをつけて参加。

「このコンロ欲しいです!」

料理をガスコンロおまかせできる、って便利だね!

同時にいろんなメニューを作れるし、手が空くから洗いものをしたり、テーブルセッティングのような別の作業もできるんだね。

美味しいごはんを食べながら質問タイム

あっという間にメニューが完成。事前にリンナイさんがダッチオーブンを使って作ってくださったスパニッシュオムレツ、ベリーのチーズケーキもいっしょにいただきました。

食べた後の食器の片づけは、食洗機におまかせ。リンナイさんも食洗機を作っており、食器が大容量で入るフロントオープン型の食洗機を国内で作っているのは、今では、リンナイさんだけなんだって。食洗機で洗うと、節水にもなって、家事もラクになるんだね。



お食事しながら、お客様の質問に取締役の小杉將夫さんが答えてくださいました。

(お客様)
北米でのお仕事にはどんな特徴があるんですか?

(小杉さん)
北米では、湯船にお湯を貯める習慣がなく、シャワーを使います。そして、お湯を出す仕組みが日本と違っていて、タンクに貯められた熱湯と水をミックスして温度調整します。
タンクの熱湯がなくなると突然冷たくなったりするんですね。
日本の給湯の仕組みはちょうどいい温度のお湯を沸かすので快適なお湯を使ってもらえるんです。これから、もっと広がる可能性をもっていると思います。

(お客様)
それぞれの国によって仕組みが違うんですね。
(小杉さん)
そのほかには、日本の水と違って硬水なので、水を通す管に成分が詰まってしまうので対策が必要という特徴もあります。

その地域で、実際に触れて使ってみて、どうやって解決していくかをしっかり考えていますよ。

「品質こそ我らが命」というものづくりへの真摯な姿勢と情熱が伝わり、参加者の方々聞き入っていました。

後日、参加されたお客様から感想を頂きました

「土曜日のひふみの社会科見学リンナイさんに親子で参加し、とても楽しい経験をさせていただきました。リンナイさんの分かりやすい会社説明と、時短料理を実際に体験することができました。
最新の機器で調理する時短料理の数々。鍋のシチューやフライパンで作るハンバーグ、スイッチを押すだけで、後は、自動音声の指示に従うと出来上がり!

焼き加減や焦げていないかと心配して、ハンバーグを何度もひっくり返す必要もなく、中までとってもジューシーに仕上がるのには感動しました。
他の調理もあっという間にコンロが自動に仕上げてくれてすごい!
これなら、一度に複数の料理が同時進行できるので時短かつ仕上がりも安心に料理できますね。
とても良い体験ができました!(やっぱり料理って、火加減や焦げてないかというところに神経使いますもんね、これは安心です)

リンナイの会社のみなさまもとても丁寧に調理や説明をいただき、ありがとうございます。
帰り道は、娘とリンナイさんの名前の由来に掛けて(林さんと内藤さんでリンナイだったとは!)、自分の姓とお友達の姓を掛けるとどんな社名になるかゲームをしながら帰りました。
家に帰っても、娘は母親にいっぱい話をして、我が家のコンロを確認するなど一日を振り返っていました。
また、ぜひ、このような企画があると嬉しいのでお願いいたします!
本当にありがとうございました??

ご協力いただいたリンナイの皆様、ご参加いただいたお客様、どうもありがとうございました!

 

「ひふみの社会科見学」、次回もお楽しみに!