ひふみの社会科見学 in 養命酒製造

ひふみの社会科見学レポート

第32回ひふみの社会科見学を6月3日に開催しました!

お邪魔したのは皆様もご存知、「薬用養命酒」の養命酒製造さん。長野県にある駒ヶ根工場での見学会です。

1602年(慶長7年)に創始者塩澤宗閑翁の健康への願いから創製され、今日まで造り続けられてきた「薬用養命酒」ですが、現在は、生薬やハーブに関する長年の研究成果を活かして開発をした「酒類」や「エイジングケア商品」、ショップ、レストランの商業施設「くらすわ」をはじめとし、癒しや健康を皆様にお届けするための事業にも取り組んでいるそうです。

今回は「薬用養命酒」「ハーブの恵み」「フルーツとハーブのお酒」などの商品を製造している駒ヶ根工場で、体験・体感展示を通して「薬用養命酒」の製造工程を学びました。

レオスからは、運用部の栗岡大介、パートナー営業部の西澤裕翔が参加しました。

梅雨入り前で、気持ちのよい天気だったね!
お子様も含めて29名のお客様をお迎えして賑やかに始まりました。
(西澤)長野には仕事でよく訪れていて大好きな土地ですが、ここは伊那谷の景色が素晴らしい工場でした!この写真では分かりにくいかもしれませんが、山の斜面を利用して上方から下方の建物に液体が流れる省エネ設計な建物になっています。電線や配管は地下に埋め込んでいるんだとか。自然の景観を大切にしている工場でした。

工場の脇には「養命酒健康の森」が広がっています。清流のせせらぎが聞こえ、四季折々の山野草が茂っていました。
あっ、銅像があるよ。誰なのかな?

(栗岡)創始者塩澤宗閑翁の銅像だよ。1602年(慶長7年)信州伊那の谷・大草(現在の長野県上伊那郡中川村大草)の塩澤家当主、塩澤宗閑翁によって創製されたと伝わっています。

ずいぶん歴史が長いんだ!それにしても、どうして牛に乗っているの?
薬酒の製法を伝授された塩沢宗閑翁が“世の人々の健康長寿に尽くそう”という思いから、手飼いの牛にまたがって伊那の山々を分けいって薬草を採取しに行っていたそうだよ。世のため人のため、という気持ちから始まった会社なんだね。


駒ヶ根工場には、昨年リニューアルした五感を使って体験できる見学コースがあります。

こちらの「ディスカバリー『養命酒』ゾーン」では、「養命酒」に含まれる14種の生薬に実際に触れたり、匂いを嗅いだりできました。

「薬用養命酒」の原料になるのは実は「みりん」なのです。こちらでは、こだわりの仕込み水、米麹、もち米からみりんを造る過程を確認しています。
子どもたちも興味しんしんだね!
こういうところから会社に興味を持ってもらえると嬉しいよね!
工場のラインを見学しています。「薬用養命酒」がびんや箱に詰められていく様子をじっくり観察。
テイスティングタイムです。「薬用養命酒」だけではなくハーブのお酒やソフトドリンクなど、商品性を一つずつ説明していただきながらさまざまな飲料を試飲しました。
よく見ると、ライトのシェードの形が、ビンの形をしているね!

工場内の記念館に併設されたカフェでは、緑をたっぷりと感じながら体にやさしいお食事をいただくことができるということで、今回わたしたちも試してきました。

こちらは「薬用養命酒」の生薬残渣を食べて育ったという、信州十四豚(しんしゅうジューシーポーク)入りブラウンシチューです。食材自体が健康に育っている、というのは驚きです。

ご参加くださった皆様と記念写真です!

参加してくださった方からは「昔から養命酒を愛用していて、作る工程や歴史を知り、さらに好きになった」という声もいただきました。
土地の恵みを生かしてつくられているのが「薬用養命酒」。長野の伊那の自然を実際に体感しながら見学することで、深く知っていただくことができました。
ご協力いただきました養命酒製造の皆様、ご参加いただいたお客様、ありがとうございました!


最後に……養命酒製造の一社員として活躍中の「ビンくん」からもコメントをいただきました!
(ビンくん)見学に来てくれてありがとうございました!Twitterを始めました!ちょっと元気が出なかったり、調子が悪いかも……と思っているみんなを僕のツイートで元気にしますっ!フォロー、お待ちしています! @binkun_yomeishu
ひふみ投信のファンドマネージャーやアナリストが、ひふみ投信のお客様と一緒に素敵な会社に訪問させていただく「ひふみの社会科見学」、次回の企画もどうぞお楽しみに!