第十回ひふみの社会科見学inプレステージ・インターナショナル

ひふみの社会科見学レポート

今回で第十回となる「ひふみの社会科見学」。
今回は「ひふみプラス」をご販売頂く、秋田銀行さんとの共同で開催しました。

6月27日(土)あいにくの雨の秋田。プレステージ・インターナショナル(以下PI)さんのコンタクトセンターである「秋田BPOキャンパス」に集合しました。
今回は秋田県秋田市での開催にも関わらず、関東や遠くは関西からのひふみ投信のお客様に加え、秋田銀行さんのお客様、そして販売に携わってくださる行員の方々、総勢30名での開催です。

プレステージ・インターナショナル

まずは玉上社長とシニア・アナリストヤッツオこと八尾の対談からスタート!

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玉上社長がどんな想いでPIを経営していらっしゃるのかその理念や、事業内容の紹介など優しい口調で丁寧に語って頂きました。

PIさんは、主にBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)事業を営む会社です。
BPO事業と聞くと耳慣れない言葉に「なんだろう?」とわかりづらいのですが、経営理念でもある「エンド·ユーザー(消費者)の不便さ、困ったことに耳を傾け、解決に導くこと」と聞くと、私達の生活を便利にするためのサービスを提供しているんだなぁというのがわかります。

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例えば、プロパティアシスト事業のひとつで、コインパーキングのお問い合わせ対応を行っています。
利用する方の「おつりが出てこない」「お金を入れたのに駐車スペースのバーがおりない」といったお問い合わせに対応しているのですが、更にその先の精算機や駐車スペースの機器の操作などのトラブルシューティング対応もここで行なっています。
対応範囲を柔軟に拡大することによって、ユーザーの利便性とサービス提供企業(PIさんにとってはクライアントさん)の業務の効率化、コスト抑制の一助に繋げているのです。
プロパティアシストのプロがクライアントさんに代わってお客様に安心をお届けしているんだね。
ところでどうして秋田にBPOセンターを作ったんだろう?
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また、なぜ秋田の地にBPOセンターを設立した理由について伺うと、「確かに同じ東北でも物流網もある太平洋側に比べて、本来は進出し辛いです。しかし、人口減少が続く秋田の雇用拡大に貢献し地域を活性化したいと考えたからです」という理由と共に「確かに東京の人は要領がよく、仕事を覚えるスピードが速い。秋田の人は決して覚えるスピードが速いとは言えないが、継続的に忍耐強く働く力があり、評価も高い」ということを仰っていました。これには地元の方もうんうんと頷いていらっしゃったように見えました。

地方都市では地元で働きたくても働く場所がない若・青年層の人口流出による空洞化が大きな社会問題となっています。地方都市に、安定した魅力ある雇用環境を創出することは、地域内定住率を高めることによる地域社会への貢献とともに、「長期的かつ安定した人材の確保=お客様への安定したサービスの提供」が可能となることでもあります。
現在、この秋田BPOキャンパスには約1,500名の従業員の方が日々の業務に従事していらっしゃるとのこと。秋田県の人口が約102万人(2015年7月1日現在)なので、0.15%がPIさんの秋田キャンパスに勤務しているのですね。

なるほど。
秋田にBPOセンターを作ることで、長期的かつ安定した人材を確保するとともに、地方都市が抱える若・青年層の人口流出という社会問題の解決に貢献しているんだね。
そして、いよいよBPOセンターの見学です。
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「人」でしか問題を解決できないBPO事業に特化しているとあって、そこで働く「人」をとても大切にしています。そして驚くべきは離職率。なんと社員の方で約2%、パート、アルバイトの方でも5%とのこと。しかも、ここで働く方の約8割が女性です。
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広々とした託児所やカフェテリア、マッサージルーム、リフレッシュルーム、車検・タイヤ交換もできる研修棟など、働く方が過ごしやすいであろう環境が整っています。
働く人を大切にする会社ならではのサービスやホスピタリティが、企業のサービスの強さの根源に繋がっているんだなぁと肌で感じることができました。
毎日通う職場に、安心してお子さまを預けられる託児所やおしゃれなカフェテリア、マッサージルームなどがあると、会社に行くのが楽しくなりそうだね。

最後に、カフェテリアで懇親会まで催して頂き、玉上社長や、社員の方とスイーツを食べながらお話しすることが出来ました。

プレステージ・インターナショナル
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ご参加頂いたお客様や、秋田銀行の行員のみなさまより「地元である秋田にこんな素晴らしい企業があることが誇らしい」といったお言葉を頂戴し、私達もとても嬉しかったです。

プレステージ・インターナショナルのみなさま、ありがとうございました!