よくあるご質問 vol.1 「いつ解約したらいいですか?」

教えてひふみろ

~このシリーズでは、ひふみに対して寄せられるよくあるご質問についてお答えします~

今回のご質問「いつ解約したらいいですか?」

 長期投資やつみたての有用性、商品特性など、投資を始める「入り口」についての情報はWEBやセミナーなどで情報提供されていますが、「出口」にあたる解約についての情報は少ないのかもしれません。解約はいつ行なうのがよいのでしょうか。教えて!ひふみろ!

株式市場を見て売買するのは難しい

株式市場の値上がり・値下がりを見て売買をして、成功し続けることは投資経験豊富な人でも難しいといわれているんだよ。


投資信託の基準価額は毎日、株式市場に応じて変動するので「市場の変動を見ながら売買したほうが、利益を得られるのではないか」という考えがあるのかも知れません。たしかに、投資信託の基準価額は日々、上下するので、上がったときに売却したいと思うのですが、「天井売らず、底買わず」という相場格言があるように、最も高い値段、最も安い値段をピンポイントで的中させることは難しく、また市場の動きは短期的にはランダムで、先を読むのはとても難しいといえます。

もし、「基準価額が上がって、利益がでた!」と売ったとしても、その後、価格が上がり続ければ「売らなければ良かった・・・」と後悔するかも。同じように「割安だと思って買ったけれど、そこから価格が下がって売れない・・・」ということも起きるんだね。タイミングを見極めるのは難しそうだね。


また、経済行動学のプロスペクト理論では損失回避性といって、人は「損失すること」を本能的に回避しようと「非合理的な行動」を取ってしまう傾向を持つといわれています。

保有資産の評価格がマイナスだった状態からプラスになった時に「売りたい!」という気持ちになったり、「今売らないと下がって損をするかも」と不安に思ったりする状態のことです。そのような時は、まずいったん冷静になって現状を把握しましょう。目標額に達しているのか、そしてご自身が投資したお金はどのような企業に投資をしているのかを今一度確認するのも良いかもしれません。

⇒企業紹介 「ひふみの社会科見学」

10年20年の長い目線で「長期投資」

ひふみは主にこの先も成長が見込める企業に投資をします。そのため、運用部のメンバーは、財務上のデータ等の定量的な調査に加え、企業に直接足を運び経営者やそこで働く方に会い、現場を見ることを大切にしています。自ら得た一次情報をもとに成長する企業にしっかりと投資をすることができていれば、長期的にはその企業が利益と株価はほぼ一致するので短期的な変動はあるものの株価は上昇していくものと考えているからです。

10年20年という時間を味方にし、長期的な資産運用が大事なんだね。短期目線だと市場の動きをみて「安い値段で購入、高い値段で売却」を繰り返さなくていけないけど、長期目線だと相場を気にせず保有し続ければいいんだね。一喜一憂しないことが投資を長く続けるコツでもあるね。

解約するのは、どんなとき?

それは「預貯金と同じように、必要な時に使う分だけ解約」がおすすめだよ。


結婚、出産、住宅購入、子どもの学校入学、介護、転職・退職などさまざまなライフイベントが人生には起こります。まとまったお金が必要な時に、使う分だけを解約して現金化することをおすすめしています。

そして、残りの保有分を投資継続することも大切です。資金を蓄える現役時代は時間を味方にしてしっかり蓄え、退職後には蓄えた資産を取り崩しながら運用を続けていくというスタイルもありますよ。

もうひとつのポイントは解約するときも時間分散させること。一気に全額を解約せず、タイミングをずらして少額ずつに分けて解約して現金化していけば、リスクを分散すること可能性が高まるよ。