R&Iファンド大賞を4年連続受賞しました!

教えてひふみろ

ひふみ投信は、株式会社格付投資情報センター(R&I)が選定する「R&I ファンド大賞 2015」において、投資信託/国内株式部門で優秀ファンド賞、NISA/国内株式部門で最優秀ファンド賞を受賞しました。なお、投資信託/国内株式 部門では4年連続、NISA/国内株式部門では2年連続での入賞となりました。
やったね!!

Q:「シャープ・レシオ」ってなんだろう?

R&Iファンド大賞を選出する際の評価基準は「シャープ・レシオ」といわれる数値です。
聞きなれない単語かもしれませんが、「基準価額の上下動にともなうハラハラ、ドキドキ感をできるだけ軽減し、着実なリターンを実現することができたか?」を測るためのモノサシとして利用されています。
例えば、年率10%のリターンをあげる投資信託Aのリスクが5%、同じく年率10%のリターンをあげる投資信託Bのリスクが10%とします。
この場合、投資信託Aの方がシャープ・レシオが高く「ハラハラ、ドキドキ感が少なく、着実なリターンを実現することができた」と言うことができます。

長期的な資産形成を行う上で、「基準価額の上下動にともなうハラハラ、ドキドキ感をできるだけ軽減し、着実なリターンを実現することができたのか?」を考えることは大切だね。
毎日の値動きが不安で眠れなくなったり、仕事がおろそかになったりすると大変だもんね。

ひふみ投信の「シャープ・レシオ」

ここで、R&Iファンド大賞2015の評価対象期間である2012年4月から2015年3月末における3年間のひふみ投信のシャープ・レシオを見てみましょう。

ひふみ投信のシャープ・レシオ
「第二次安倍内閣発足」、「5.23ショック」、「消費税増税」、「日銀の追加金融緩和」など株式相場が大きく動いた3年間でしたが、ひふみ投信のシャープ・レシオは2.02とTOPIX(配当込み)のシャープ・レシオ1.41と比較しても高い成績を収めることができました。
過去3年間、TOPIXと連動するインデックスファンドなどと比べても値動きのハラハラ感が少なく、高いリターンを実現することができたんだね。
ところで、ひふみ投信はどうして高いシャープ・レシオを残すことが出来たんだろう?

Q:ひふみ投信の「シャープ・レシオ」の源泉は?

景気や為替など外的要因に左右されず、ビジネスモデルがシンプルな、独自要因で成長できる企業の組入れ比率をあげていくことが重要であると考えています。

第4期運用報告書より

マクロ経済がどのようになろうとも、優秀な経営者に率いられた勢いのある企業はマクロ経済の動向の影響を最小限にしながら伸びていきます。

第5期運用報告書より

ひふみ投信は、過去の業績が安定成長しており、今後の堅い成長が見込まれる「地味で地道な」企業群に投資することで、世界の相場環境が大きく変動することになっても、中長期的に堅調な基準価額の上昇を狙っていきます。

第6期運用報告書より
「外部要因に左右されず、安定的に成長が見込める企業」に投資することで、株式市場の上下動にともなうハラハラ、ドキドキ感をできるだけ軽減し、着実なリターンを実現することができたんだね。
とはいえ、長期にわたってお客様の資産形成を応援していくためには、変化し続ける株式市場に柔軟に対応しながら、きちんとリターンを出していかなければなりません。
その時々の株式相場に応じて「外部要因に左右されず、安定的に成長が見込める企業」を中心に投資をしたり、為替の影響を受けやすい企業を中心に投資をしたりといったように投資する企業群を大胆に変化させる運用もひふみ投信の特徴といえます。
実際に過去に投資していた上位10銘柄を見てみると、株式市場が下落傾向にあるときに「外部要因に左右されず、安定的に成長が見込める企業」の投資比率を上げたり、為替が大きく円安にふれた要因で外需大型株主導で株式市場が上昇しているときには大型株の投資比率をあげたりすることで、株式市場の変化に対応していることが分かるね。

お客様に支えられて

そして、このような柔軟な運用を可能にしているのは「ひふみ投信のお客様」です。
「ひふみ投信徹底解剖!」でもご紹介しましたが、ひふみ投信のお客様は11,525名(2014年9月末)。そのうち、約70%が40代以下の資産形成層、約64%がコツコツ積立て、約80%のお客様が将来の資産形成を目的として口座開設していたり、長期的な視点でひふみ投信をお持ちのお客様が多いことが特徴です。
こういった、長期の視点で投資して下さるお客様からの継続的な入金に支えられ、「外部要因に左右されず、安定的に成長が見込める企業」に継続的に投資することができたり、変化し続ける株式市場に柔軟に対応する機動的な運用を実現することができるのです。
また、解約が少ないということも重要なポイントです。
お客様からの解約が多くなると、成長が見込める企業の株式を売却して現金化しなければならないので、効率的な運用をすることが難しくなってくるのです。
なるほど。
運用部メンバーが良い企業を発掘し、お客様が長期の視点で継続的に投資してくださることがひふみ投信の成績の源泉だったんだね。
これからもお客様と一緒に良い成績を目指していきたいですね!

<R&Iファンド大賞について>
「R&Iファンド大賞」は、R&Iが信頼し得ると判断した過去のデータに基づく参考情報(ただし、その正確性及び完全性につきR&Iが保証するものではありません)の提供を目的としており、特定商品の購入、売却、保有を推奨、又は将来のパフォーマンスを保証するものではありません。当大賞は、信用格付業ではなく、金融商品取引業等に関する内閣府令第299条第1項第28号に規定されるその他業務(信用格付業以外の業務であり、かつ、関連業務以外の業務)です。当該業務に関しては、信用格付行為に不当な影響を及ぼさないための措置が法令上要請されています。当大賞に関する著作権等の知的財産権その他一切の権利はR&Iに帰属しており、無断複製・転載等を禁じます。「投資信託/総合部門」の各カテゴリーは、受賞運用会社の該当ファンドの平均的な運用実績を評価したもので、受賞運用会社の全ての個別ファンドについて運用実績が優れていることを示すものではありません。

<R&Iファンド大賞2015の概要>
「投資信託」および「投資信託/総合部門」は確定拠出年金専用ファンドを除く国内籍公募追加型株式投信、「確定拠出年金」は確定拠出年金向けに利用される国内籍公募追加型株式投信、「NISA」はNISA(少額投資非課税制度)向けに利用される国内籍公募追加型株式投信、「確定給付年金」は『R&I ユニバースデータサービス』に登録されているファンド、を対象にしており、いずれも基本的にR&Iによる分類をベースとしている。選考は、「投資信託」、「確定拠出年金」、「NISA」、「確定給付年金」では2013、2014、2015 年それぞれの3月末時点における1年間の運用実績データを用いた定量評価がいずれも上位75%に入っているファンドに関して、2015年3月末における3年間の定量評価によるランキングに基づいて表彰している。定量評価は、「投資信託」、「確定拠出年金」、「NISA」では"シャープ・レシオ"を採用、表彰対象は設定から3年以上かつ償還予定日まで1年以上の期間を有し、「投資信託」及び「NISA」では残高が30億円以上かつカテゴリー内で上位50%以上、「確定拠出年金」では残高が10億円以上かつカテゴリー内で上位75%以上、「NISA」では2015年3月末における過去3年間の月次収益率の標準偏差(年率)が30%以下の条件を満たすファンドとしている。「確定給付年金」では定量評価に"インフォメーション・レシオ"を採用している。なお、「投資信託」、「確定拠出年金」、「NISA」では上位1 ファンドを「最優秀ファンド賞」、次位2ファンド程度を「優秀ファンド賞」として表彰している。「確定給付年金」では受賞区分を設けていない。「投資信託/総合部門」では、2015年3月末において残高30億円以上のファンドを3本以上設定する運用会社を表彰対象とし、各ファンドの3年間における"シャープ・レシオ"の残高加重平均値によるランキングに基づき、上位1社を「最優秀賞」、次位1社を「優秀賞」として表彰している。
詳細はR&Iのウェブサイト(http://www.r-i.co.jp/jpn/ie/itr/fund_award/)をご覧下さい。