新しい文化を創る ジーンズのまち児島 -全国ありがとうキャラバン開催レポート-
ありがとうキャラバン
3月1日(金)、全国ありがとうキャラバンは岡山県に行ってまいりました。
メンバーはコンプライアンス部の鳥越、パートナー営業部の蛭田、マーケティング・広報部の深澤、トレーディング部の福江の4名です。
今回のレポートは、福江が担当いたします。
【レポータープロフィール】
福江 優也(ふくえ ゆうや)
2013年、アルバイトを経てレオスに新卒入社。トレーディング部に配属され、「ひふみ投信」含めレオスにおける執行業務全般に従事。毎夕方に配信される市況解説も担当。
趣味はスポーツ観戦。最近は週末息子と公園で遊ぶのが楽しみ。


福江さんは、どんな経緯で仲間になってくれたの?

元々アルバイトとして、口座開設やセミナー設営、アナリスト業務などのお手伝いなどを行なっていました。バイト時代からレオスに来るのが楽しかったのを覚えています。そして縁あってトレーディング部に配属となるのですが、当時からその楽しむ気持ちは今もまったく変わっていません。仕事の責任感は格段に高まりましたが、毎日ワクワクしながら出勤しています。

当時と比べて、レオスはどんなところが変わったと思う?

当時は社員数も今の半分未満でしたし、預かり資産も今と比べたら遥かに小さく、ひふみ100億円をケーキでお祝いしたのも良い思い出です。そして何より「ひふみろ」がいる。うちの子供は実物大キャラクターに会うと嫌がって泣いてしまうことが多かったのですが、ひふみろだけは違っていて、自ら触れ合いに行きました。やっぱりひふみろってすごい!

(照れ……)
新しい文化を創ることを目指して
岡山に到着してまず訪れたのが、繊維の町として知られる倉敷市児島です。
児島の繊維の町としての歴史は古く、一説ではそのルーツは戦国時代まで遡ることができるとされているほどです。日本ではじめて国産ジーンズを作り、世界ではじめてジーンズ加工を行ったのも児島だと言われていて、全国のデニムファンが訪れるジーンズの聖地です。

倉敷市は、福江さんの地元なんだよね。児島もよく来ていたの?

はい、私がまだ小学生だった頃、ジーンズ加工工場の近くにストーンウォッシュで使った小石がたくさん落ちていて、それでよく遊んでいた記憶がよみがえります。

駅について驚いたのは、ジーンズたちのお出迎えです。
駅の階段に大きなジーンズが印刷されていたり、改札の一部がジーンズになっていたりと、いたるところにジーンズが施されていました。そして圧巻だったのが駅を出てすぐのアーケード。多数のジーンズがぶら下がっており、まさに“ジーンズの町”といった雰囲気が出ています。私が地元に居たころと比べると、その盛り上がりぶりがすごいです。

こちらの写真の真ん中にうつっているのは、児島で生まれた「Gパンだ」くん。

目がくりくりして可愛いです!けど、ひふみろのまるまるした感じには適わないですね。

さて、今回お邪魔させていただいたのは、1962年創業のジーンズメーカー「ベティスミス」さんです。

ドアの前で迎えてくれるのは、「ベティちゃん」というマスコットキャラクター。トレードマークの赤毛が可愛いですね。でもやっぱりひふみろの赤のほうが…

(照れ……)
ベティスミスさんの企業ミッションは“日本のジーンズ文化の創造”。ジーンズの新しい価値観を作っていこうとしている会社です。2003年にはジーンズミュージアムを開館していて、面白い取り組みをしています。


そうなんです。わたしたちも“資本市場を通じて社会貢献”という理念の元、日本に投資文化を根付かせることに挑戦している会社ですが、ひふみ投信も半世紀以上続くような投資信託になれるように、頑張らないと!と、気が引き締まりました。
ベティスミスさんのウェブサイトにある紹介動画は、企業・ジーンズの歴史から働いている社員のコメントまで、とても作りこまれています。
ちなみにレオスにもコンセプトムービーがあるのでまだご覧になっていない方がいましたら是非!
私も少しだけですが映っています。
https://www.youtube.com/watch?v=fCCqPbxqQ34
ベティスミスさんでは人生初めてのジーンズ作り体験!

まずは、元となるジーンズを選んでいきます。
親切な店員さんから生地や形の説明を受けます。色合いなどジーンズ1本1本で顔が違うということで時間をかけて選びます。
次に、何種類もあるボタン、リベット(ポケットの隅につける金属)を選びます。こちらも多種多様な形・色がそろっています。


心優しい先輩たちが一緒になって、私のボタンを選んでくれます。


あっ!この配置は……もしかしてレオスのロゴだね!



赤と白のボタンが並んで、レオスのオリジナルジーンズかなあ。ワクワク……。


最後に、選んだボタン・リベットを専用の機械で打ち込んでいきます。
足のペダルを押し込むのですが、結構重たくて思ったよりも苦戦しました。
そして完成したのがこちら!


……赤いボタンのレオスジーンズかと思ったのに違った!でも、格好いいね!

たくさん履きたいので、やっぱりベーシックなところに落ち着きました。ベティスミスさんみたいに、突出した技術をもとに半世紀以上続いていく企業にレオスもなれるといいなと強く思います!

地元のお客様へありがとう
児島から電車に乗って、ありがとうキャラバンセミナー開催地の岡山市に向かいます。久しぶりの岡山だったので、高校時代よく訪れていた岡山駅周辺を散策したりしました。
会場はクレド岡山です。
金曜の少し遅い時間にも関わらず、17名のお客様に参加いただきました。
プレゼンテーションは蛭田が担当。やわらかい口調で、わたしたちが考える投資の意義を丁寧に説明していきます。

個人的にも今回のありがとうキャラバンはとても待ち遠しく思っていました。自分の地元だということもありましたが、岡山県は昨年の夏、西日本における記録的な豪雨で被害が多かった県のひとつだったからです。地元の友達も被災していたこともあり、皆様の元気なお姿を拝見できてひと安心しました。
私にできることは多くないですが、少しでも皆様の力になれるように頑張ります、とお伝えしました。


最後は恒例の記念写真。お客様とパチリ。お客様から手作りの名刺をいただいたのもうれしい思い出です。ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
セミナー終了後は楽しみにしていた夕食の時間です。
今回は海鮮です。岡山は瀬戸内海に面しているので四季折々で様々な水産物をいただくことができます。

なかでも、私は「ガザミ(ワタリガニ)」が大好きです。岡山とガザミというのはあまりイメージがない人も多いかと思いますが、実は岡山県は全国でもトップクラスのガザミの漁獲量を誇っていたりします。昔、祖父とよくガザミを取りにいっていたのも今では良い思い出です。
またサワラの刺身も絶品です。岡山と香川の間にある海域が一大産卵場だったこともあり、岡山の郷土料理ばら寿司にも欠かせない魚です。サワラを刺身で食べるのは意外と思われるかもしれませんが、とてもおいしいですよ。

ぜひ、岡山に行くことがあれば是非お試しください!

久しぶりの岡山で、懐かしかったり、新しい発見があったり、マイペースな男4人旅を楽しみました。また戻ってきます!これからもどうぞよろしくお願いいたします。 (レポーター:トレーディング部 福江)