大阪の活気の源 愛情溢れるなにわ文化 -全国ありがとうキャラバン開催レポート-
ありがとうキャラバン
2月16日(土)、大阪市にて「ひふみ投信 全国ありがとうキャラバン@大阪」を開催しました。
メンバーは和歌山に引き続き、運用部の湯浅、ダイレクト営業部の赤池、マーケティング・広報部の佐々木、コンプライアンス部の小林。そして、大阪出張のついでということもあり、運用部の高橋も急遽、応援参加してくれました。
レポーターは、コンプライアンス部の小林です。
【レポータープロフィール】
小林 靖史(こばやし やすし)
東京都出身。損害保険会社(再保険、営業等)、投資信託委託会社(商品企画、運用・調査、ディスクロージャー等)を経て2007年11月、54歳のときに、レオスが投資信託委託業に参入する際に、当時の会長(前職での上司)からご連絡いただき、入社いたしました。
入社以来、コンプライアンス業務に従事しており、定年以降は、週3日勤務しています。
週1回程度は、日帰り温泉施設で、妻と過ごしています。

今回のレポーターは、レオス歴ではかなり長いメンバー、小林さんです!

はい、私はレオスに入社して12年目になります。メンバーの人数も増えて、賑やかになってきましたね。コンプライアンス部では今回のようにお客様と直接対話できる機会が、なかなかありませんでしたので、楽しみにしていました。
大阪のお客様へのご挨拶
大阪訪問については、25年前の当時の店頭企業訪問以来で二度目ですが、大阪の街を歩いてみるのは、今回が初めてになります。
大阪では、午前・午後で2回セミナーを開催しました。
セミナー会場は、JR大阪駅から徒歩10分程の場所にある「TKPゲートタワービル」にある、TKPガーデンシティ大阪梅田でした。
こちらの会場、行ってみてまず驚かされたのは……。


びっくり!それにしても、なぜこんなことになったの?

不思議だったのですが、後で調べてみると、新しいビルを建設したい地権者側と、都市計画でここの場所に高速道路を通したい阪神高速道路公団(現・阪神高速道路株式会社)とが、約5年間にわたり交渉し、ビルに高速道路を通すことで決着した、という経緯だそうです。
思いがけず、大阪の珍名所でのスタートとなりました。
午前のセミナーには、72名、午後のセミナーには、56名のお客様にお越しいただきました。受付開始前に見えられたお客様も何人かいらっしゃいます。


ちなみに湯浅は「一日一笑(いちにちいっしょう)」をモットーにしており、社内のミーティングでもセミナーでも常に笑いを取りに行こうとするのですが、今回の大阪ではどうも勝手が違ったようでした。果敢にいろいろとギャグかましていましたが、大受けするまでには至らなかったと思います。笑いの文化が根付いた大阪の人の目からすると、なかなか厳しいのかもしれませんが(笑)。
他のメンバーからもご挨拶していきます。



大阪の皆様の心をつかんでいたのは、赤池かもしれません。というのも、彼女は熱狂的なタイガースファン。その話の後は、会場全体が歓迎ムードになっていたように思います。
私からは、コンプライアンス部での仕事内容について、お話ししました。
社員がちゃんと法律を守り、しっかりと業務できるようにするのがわたしたちの仕事です。主な仕事に「広告審査」というものがあり、皆様のお手元の資料についても、ちゃんと法律が守られているかをコンプライアンス部の人がチェックしています、とお伝えしました。


この日のお客様のアンケートでは、「コンプライアンス部の方の話が印象に残りました」という声もあったんだよ!

お客様には熱心にお聞きいただき、最後まで活発にご質問もいただきました。
残ってくださったお客様と記念写真です。ありがとうございました。

午前のセミナーの皆様

大阪で愛されるローカルグルメ
大阪の街を散策する時間は、午前と午後のセミナーの間、2時間弱しかありませんでしたが、コンパクトに街の活気を体感しようということで、プランを練りました。
まずは、ランチは、桜橋の焼売太樓(シュウマイタロウ)に出かけました。
昭和27年創業、60年以上愛される老舗大衆中華料理店です。安くて、旨いということで、長く愛され続けている店だそうです。グルメに詳しい高橋が選んでくれました。
土曜日のオフィス街ということで、空いているのかと思いきや、かなり混んでいました。本当に人気店なんですね。ちょうど入れ替わりのタイミングで、たまたますぐに入れてラッキーでした。わたしたちが入った後も続々と、大勢の方がいらっしゃいます。

名物の一つ「元祖桜橋焼売」は、関西ローカルテレビ番組で「地元タクシー運転手さんおすすめグルメ」としても紹介されているほか、大阪を代表する大阪の特産と認められる《大阪産(もん)名品》に認定されています。




名物の「元祖桜橋焼売」、チャーハン、餃子などをいただきました。焼売は、肉汁の旨味がたっぷりで、香りが絶妙でした。

大阪の文化を支えた天神さん
午後のセミナーまでの短い時間でしたが、大阪天満宮まで出かけてきました。

地元では、「天神さん」と呼ばれて親しまれている神社です。大阪天満宮は、学問の神様、菅原道真公を祀っています。

「天神さん」っていうのが、菅原道真さんのことなのかな?

そうです。学問の神様ですから、合格祈願・学業成就のお参りに来る方が多いようです。
大阪の方々が愛着をこめて「天神さん」と呼んでいるんですね。

ここは江戸時代の記録に残るだけで7度火災に遭ったそうです。戦争中も焼ける自分の家を横目に「天神さんを焼いたらあかん」と守られたという話もあります。そのくらい、大阪の人々はこの場所に強い愛着を持っているということなのでしょう。
また、毎年7月に行なわれるのが「天神祭」で、京都祇園祭、東京神田祭と並ぶ日本三大祭の一つとしても有名です。
江戸時代、「天下の台所」と呼ばれた17世紀後半以降、天神祭はなにわの繁栄のシンボルとして隆盛を極めていきました。18世紀前半には「講」という祭りを支える組織も誕生して、新たにお迎え人形も登場し、祭りの豪華さは全国に名を馳せます。


わたしたちが訪れたときは、ちょうど「梅まつり」を行なっていました。天神さん(道真公)が梅を大好きだったというところから来ているのですね。太宰府へ左遷される際、自宅の庭で大切にしていた梅の花が道真公を追って飛んできたという伝説があるそうです。


さざれ石は石灰石が長い年月をかけて、ひとつの大きな岩の塊になったものです。「年月をかけて成長をする。投資信託、長期投資みたい」ということでした。


大阪天満宮に参拝後は、その表参道であった日本一長いアーケード(南北2.6キロ)で有名な「天神橋筋商店街」を散策、の予定だったのですが、時間が来てしまい、100メートル程度しか歩けませんでした。でも、商店街の活気は大いに感じ取れました。



