道後温泉と温かな出会い -全国ありがとうキャラバン開催レポート-

ありがとうキャラバン

11月10日(土)、ありがとうキャラバンは愛媛県にやってまいりました!

前日の香川に引き続き、メンバーは運用部の堅田、マーケティング・広報部の松永、トレーディング部の岡田、内部監査室兼コンプライアンス部の入江の4名です。

今回のレポートは、入江が担当いたします。

【レポータープロフィール】
入江 晴美(いりえ はるみ)

証券会社・運用会社等を経て、2015年にレオスに入社。内部監査室とコンプライアンス部を兼任しています。

長く続いている趣味は、友人との週末朝散歩(夏場は4時半、冬場は6時集合)8年、仏像巡りゆるく細く20年、茶道がお菓子に季節を感じながら30年。

好きな食べ物は、うどん。小さいころ、将来はうどん屋さんになろうかとも思っていたほど。

最初の証券会社時代には、休憩時間にみんなはコーヒーを飲みに行くところで、私はいつもうどんを食べに出ていたため、ついたあだ名は「ミスうどん」(笑)でした。

入江さんは内部監査室とコンプライアンス部を兼任しているけど、普段はどんなお仕事をしているの?

コンプライアンス部の仕事のひとつに「広告審査」というものがあります。皆様がセミナーなどで目にする資料が法令等にのっとった適切な内容であるかなどをチェックしています。また、内部監査室のほうでは、ただいま効率的な監査方法を鋭意習得中です!

入江さんは四国を訪ねたのが初めてなんだってね!

そうなんです。なので、今回の「ありがとうキャラバン香川・愛媛」はとても楽しみにしていました!

道後温泉で現代アートに遭遇!

ありキャラセミナー会場がちょうど道後温泉から徒歩10分ということで、今回の散策場所は道後温泉に決定です。

こちらが、湯のまちの玄関口。レトロな道後温泉駅がお出迎えです。昭和61年に明治の駅舎を再建したそうです。

駅の隣には、「坊っちゃん列車」が展示してありました。
そう、道後温泉といえば、夏目漱石の「坊っちゃん」ですよね。

漱石もたびたび利用したと言われ、大衆浴場としては初めて国の重要文化財に指定されたのが道後温泉です。

その歴史ある建物をバックに写真を撮っている人、温泉に入る切符を買うのに並んでいる人、人力車のお兄さんも呼び込みしていてとても賑やかです。

さっそくお兄さんにお願いしてわたしたちも記念撮影!

人気観光地ですから、「顔はめパネル」もありました!

坊っちゃんになりたがらない松永(ものすごく嫌々な表情ですね……)と、ふきだす寸前のマドンナ入江です。

道後温泉本館前の商店街を入ると両側は観光地らしい名産の土産店がたくさん。

愛媛今治タオル、銘菓「タルト」や「坊っちゃんだんご」のお店がひしめきあっています。

上を見上げるとアートイベント「道後オンセナート」の垂れ幕が。温泉とアートがコラボしたフェスティバルだそうです。キャッチコピーは「アートにのぼせろ」!

こちらの作品は広場や商店街など「パブリックスペース」に展示されているものと、「ホテルプロジェクト」によるものがありますが、パブリックスペースに展示された作品は見学自由、無料で楽しむことができます。

アート作品を探して、町を歩いてみましたよ。

……と、人だかりが。

道後温泉別館「飛鳥乃湯泉」前です。なんとこちらでは愛媛のキャラクター「みきゃん」のお誕生日会が開催中で、ファンがたくさん!

男性陣はこちらで人ごみに混じって楽しんでいました。

その間、わたしはアート作品を発見!

飛鳥乃湯泉に隣接した「椿の湯」は、主に地元の人が訪れる公衆浴場。その入り口に椿の花の彫刻作品がありました。

大巻伸嗣さんの作品「Echoes 月光」。

白い模様は道後の地図を表しているそうです!

むかしむかし聖徳太子が訪れた際、椿が生い茂っている光景を「まるで天寿国にいるようだ」とたたえたことから「椿の湯」という名前がつけられたそうです。



こちらの大きなくまさんは、彫刻家三沢厚彦さんの作品「Animal 2017-01-B2(クマ)」。実は私はこの夏、三沢さんのくまさんに会いたくて横須賀美術館に2回行きました。なんと道後で3回目!ハッピーです。

背後にある振鷺亭という建物内には、「アニマルハウス in 道後」という作品が。

三沢さんと親交の深い、彫刻家の舟越桂さん、画家の小林正人さん、杉戸洋さん、写真家の浅田政志さんがコラボした作品です。

温泉街を散策しながら、アートを楽しめるって素敵だね。

はい、大好きな作家さんのアートにも出会えて嬉しかったです!

宇和島鯛めしに舌鼓

アートを堪能したわたしたち、「坊っちゃんカラクリ時計」の前にやってきました。

これは道後温泉本館をモチーフにした時計で、軽快なメロディにのって時計台がせりあがって「坊っちゃん」の登場人物が現れます。待ち構えてパチリ!

そろそろ、わたしたちの腹時計もなってきましたよ。

人力車のお兄さんに教えてもらった宇和島鯛めし郷土料理「かどや」に向かいます。

こちらの鯛めしは宇和島独特のもので生の鯛を食します。

まずは生卵の入っただし汁を混ぜ、その中に鯛の身と薬味を入れて絡ませたら、温かいごはんの上にかけるというスタイル。お店の方によると宇和島鯛めしは、その昔、海賊たちが火の使えない船の上で酒盛りをしたとき、酒を飲んでいたお椀に飯を盛り、生の身をのせてそのまま食べたのが始まりだそうです。

こりこりした鯛の身と出し卵が口のなかでひろがり、4人とも大満足!食欲旺盛の男性陣はおかわりしていました。

食後は腹ごなしに町歩きの続きへ。

こちらは湯神社。道後温泉の守護神である大国主命と少彦名命を祀っているそうです。

浄土宗円満寺には、「湯の大地蔵」という巨大な白塗りの地蔵尊があります。
安政2年に湯が止まったとき、お地蔵さまに祈願して湯がわきでたことから信仰を集めているそうです。入口にあるぼんぼりみたいなものがインスタ映えすると女子に人気らしいですよ!
どれも歩いて10分ほどの距離。温泉、歴史、アートがコンパクトに楽しめるのがいい町ですね!

このあと、いよいよセミナー会場へ向かいます。
あれ、みんなは道後温泉には入らなかったの?
この日は香川からの移動もあったのでセミナー前には温泉に入る時間がなかったんですよ。でもわたしはセミナーの後に温泉を堪能してきましたよ。素晴らしいお湯でした!

湯の町の温かいお客様たち

ゆるい坂をのぼりつめたところに今回のセミナー会場「メルパルク松山」がみえてきました。

参加者一番乗りは四国で初めて販売会社さんに加わってくださった伊予銀行の方でした。久しぶりのよいお天気に、汗をかきながら自転車でかけつけてくださったとのこと!ありがとうございます。

30名ほどのお客様と10名ほどの伊予銀行の方をお迎えしてセミナーが始まりました。お客様はセミナー初参加の方がほとんどです!

昨日に続き講師は、高知出身のアナリスト堅田です。気合十分です。
レオスの紹介から始まり、株価の成り立ちや、リスクについて、また環境に配慮した製品を作っている地元の成長企業の紹介を交えながら、わたしたちがどういった会社に投資しているのかを説明していきます。

メモをとったり、うなずいたりと、参加者の皆様は熱心に聞いてくださっています。特に地元企業の話はさらにうなずきが大きくなっているようでした。私も初めて知ることも多く、勉強になりました。新しく知ることって楽しいですよね。

途中、トレーディング部の岡田、マーケティング・広報部の松永、そして内部監査室兼コンプライアンス部の私も、会社でどういう仕事をしているかを説明しました。

日ごろお客様の前に立つ機会のない部署にいる私は最初緊張していましたが、会場の温かいお客様の雰囲気に助けられ、しっかりと「ありがとう」をお伝えすることができました。

セミナー終了後の個別質問タイムもたくさんの方が残って熱心に質問なさっていました。最後までいらっしゃった皆様、どうもありがとうございました!

ご当地ビールで打ち上げ!

帰りの飛行機の時間まで「道後魚武」さんにて、愛媛ならではの「ビール」でのどを潤しつつ反省会です。

セミナーで熱弁した堅田はすっきりした「坊ちゃんビール」、松永はかろやか「マドンナビール」、岡田はみかんのさわやかさに苦味のある「みかんビール」をセレクト。
「幻の魚」といわれる“あこう”もいただきました。漁獲が難しい魚なので鯛よりも珍重されるそうです!
今回は短い滞在でしたが、次回は道後温泉以外にも足を伸ばして、愛媛の地元の皆様ともっと触れ合いたいと思います。湯の文化に加えて、投資の文化も知っていただきたいですね。これからもレオスをどうぞよろしくお願いいたします!(レポーター: 内部監査室 コンプライアンス部 入江 晴美)