近江商人の故郷で「三方良し」を感じる -全国ありがとうキャラバン開催レポート-

ありがとうキャラバン

7月21日(土)、滋賀県大津市で第15回のありがとうキャラバンを開催しました。

メンバーは前日の岐阜に引き続き、常勤監査役・加賀谷、運用部・堅田、マーケティング・広報部・松永、コンプライアンス部・鳥越の4名です。

今回のレポートは、鳥越が担当いたします。

【レポータープロフィール】
鳥越 雅文(とりごえ まさふみ)
滋賀県出身、滋賀県立彦根東高校卒業、弁護士。 大学卒業・大学院修了後、信託銀行、司法修習生、法律事務所、証券会社、政府系金融持株会社、政府系金融機関を渡り歩いたのち、2017年1月にレオスへ入社。

レオスでは、コンプライアンス部長(社内弁護士)として、レオスの業務全般にかかるコンプライアンス管理や法務リスク管理を行なっています。お客様にお出しするセミナー資料が法令諸規則にのっとった適切な内容であるかを審査したりするのもコンプライアンス部の仕事です。

趣味は鉄道。最近はジムに通ってダイエットに成功し、筋トレが趣味になりつつあります。

私とレオスとの関わりは、法律事務所に勤務していた当時の2009年に、ひふみ投信の毎月つみたて購入を開始した時から始まりました。レオスの投資に対する考え方や、お客様と真摯に向き合う姿勢、“資本市場を通じて社会に貢献します”というレオスの経営理念に共感し、次第にレオスに惹かれていき、ついに1年半前、レオスに入社するに至りました。

鳥越さんは、滋賀県出身なんだよね? 凱旋ありキャラだね!
そうです。生まれてから彦根東高校を卒業するまでの18年間を彦根で過ごしました。今も両親が住んでいるので年に何回も帰ってきていますが、彦根城を見るといつも「帰ってきたなぁ」という感慨が湧いてきます。もう43歳なので、東京に来てからのほうが長くなってしまいましたが、いつまでも故郷であることは変わりないですね。今回、レオスの同僚たちを滋賀県に連れてきてセミナーを開催することができて、少し“故郷に錦を飾った”気分になりました。

彦根を弾丸観光!

前日岐阜でありがとうキャラバンを行なった4名のメンバーはそのまま岐阜に泊まり、翌朝、東海道線で彦根へ移動。
男4人、仲良くボックス席で移動です!
朝からわずか1時間半の時間で、井伊直政公像 ⇒ 彦根城天守閣 ⇒ 彦根城博物館でひこにゃんと遭遇 ⇒ 井伊直弼公像 ⇒ 玄宮園 ⇒ 彦根東高校 ⇒ 夢京橋キャッスルロード ⇒ 彦根美濠の舎と、弾丸彦根観光をしてきました。
午前中だけですごいスケジュール! 猛暑が続いているけど、暑くなかった?

めちゃめちゃ暑かったです。7月21日の彦根の最高気温は36.1度。ほんとは涼しいところでゆっくりしたかったのですが、レオスの同僚たちに彦根の素晴らしさを伝えたくて、猛暑の中、汗だくになりながら、思わずいろいろ弾丸で回ってしまいました。

汗びっしょりになりながら彦根城の天守閣の上まで駆け登りましたが、お城の上では湖(うみ 注)から涼しい風が吹いてきていて、景色も最高でしたね。彦根の歴史や素晴らしさを、レオスの同僚たちが少しでも感じてくれたら、嬉しいですね。 (注:滋賀県では「湖」と書いて「うみ」と読みます!)

出身高校の彦根東高校に、レオスの同僚たちを無理やり連れて行ったの?

その言い方は語弊がありますよ……。彦根城から夢京橋キャッスルロードに行く途中にあるから前を通っただけですよ。でも彦根東高校は藩校由来の、今でも彦根城内にある、由緒ある学校です。最近はしょっちゅう甲子園に出場するようになって、私も母校の応援に何度も甲子園に駆けつけています! 私は新聞部OBですが、新聞部は甲子園出場の号外を出すなど大活躍しているんですよ。今年は出場ならず、残念でした……。

近江牛とバームクーヘン豚を堪能

さて、彦根観光最後にたどり着いた彦根美濠の舎(みほりのや)。彦根城のお堀端にある、和菓子で有名なお店です。
和菓子屋さんだけど、メニューにバームクーヘンがあるんだね!

そうなんです。もともと和菓子のお店だったのですが、どんどんどんどん業容を拡大。今では、バームクーヘンのほうが有名になったかもしれません。東京でも日本橋三越などで買えるので、普段もよく買いに行っています。時流に乗って業容を拡大させ企業を成長させる。現代版近江商人の成長企業として、典型的な会社かもしれませんね。



彦根美濠の舎では、近江牛と、バームクーヘンを餌として与えて育てたというバームクーヘン豚を堪能。

とても美味でした!
レオスの同僚たちも満面の笑みでした!! 案内した私も感無量でした!!!
自撮り、うまくいきませんでした(笑)
近江商人といえば「三方良し」という言葉が有名だよね?

そうですね。「三方良し」とは、近江商人の心得で、「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」の三つの「良し」。売り手と買い手がともに満足し、また社会貢献もできるのが良い商売であるという意味です。

そういう意味では、「三方良し」の理念はレオスのビジネスにも通じるものがあると思います。お客様のお金を集めて頑張っている企業に投資し成長してもらい、成長の果実をお客様にお戻しすることでお客様の長期的な資産形成に貢献する。また頑張っている企業を応援することで、日本や世界の発展につなげる。まさに「お客様良し」「投資先良し」「世間良し」の「三方良し」ですね。

熱心に聞き入る聴衆

さて、とても特別料金の要らない電車とは思えない猛スピードで走る新快速に乗って、彦根駅から大津駅へ移動。ありキャラの会場は大津市勤労福祉センターです。

セミナー会場はどんなところだったの?

湖(うみ)を一望できる、景色がとても素晴らしいところでした。もっとも、同僚たちは、会場準備、お客様受付、セミナー講師などをしていて、景色を堪能している余裕はなかったようですが……。

セミナーには、小さな可愛らしいお子様を含む、67名の老若男女幅広い層のお客様に来場していただきました。お客様は皆さん、セミナー講師である堅田の話に熱心に聴き入ってくださいました。

お客様はどんな様子だったの?

びっくりするほど皆さん熱心に聴き入ってくださいました。堅田のシャープレシオの説明に、うんうんと頷きながら聴き入ってくださっているお客様。小さな可愛らしいお子様をお連れのお客様。堅田がホワイトボードに書いた図にぐっと見入るお客様……。

私はコンプライアンス部にいて、普段はお客様と直には接しないセクションにいるので、お客様がセミナーを受講されている姿を直接目の当たりにするのは、とても新鮮でしたね。私も最初はお客様としてレオスのセミナーに参加して、投資の素晴らしさや楽しさなどを学んだのですが、お客様たちが熱心に聴き入る様子を見て、かつての私を思い出しました。

滋賀で開催したありがとうキャラバンは、近江商人の故郷で、滋賀の歴史とお客様の熱意をずしりと感じた一日でした。
(レポーター:コンプライアンス部 鳥越 雅文)