甲府の英雄 信玄に思いを馳せて -全国ありがとうキャラバン開催レポート-

ありがとうキャラバン

7月6日(金)、第12回のありがとうキャラバンは山梨県にやってまいりました!

参加したのは、パートナー営業部の橋本、マーケティング・広報部の佐々木、運用部の高橋と小野の4名です。

今回のレポートは、小野が担当いたします。

【レポータープロフィール】
小野 頌太郎(おの しょうたろう)
2014年レオス入社。トレーディング部、パートナー営業部を経て、2018年春から運用部でアナリスト業務を担当。

入社以前は日本各地の森林を回り林学を学び、「木を見て森も見る」大切さを身をもって体験。企業調査では、全体感を大切に個別企業の良さを発掘していきたいです。

歴史オタク興奮! 武田信玄ゆかりの地へ

山梨県甲府市といえば、戦国大名武田家ゆかりの地、だよね!
そうなんです。甲府は初めての訪問でしたが、歴史好きの橋本と私のテンションはかなり高めでした!

駅前に出ただけでも街の厳かな雰囲気を感じました。 奥に見える山は蛾ケ岳(ひるがだけ)でしょうか?

富士山を始め山々に四方を囲まれている甲府。盆地であることは実際に来てみるとよくわかります。その様が一層荘厳さを引き立たせているように感じます。

もともとこの地は、戦国大名武田信玄の父、信虎がつつじか崎に館を構えたところから始まります。つつじが崎から見ると正午にこの山の上に太陽がくることから「昼ケ岳」と呼んでいたそうです。

……と、いきなり歴史の話をする前に、まずは甲府名物で腹ごしらえです。

甲府名物といえば「ほうとう」が思い浮かびますが、地元に愛される「甲府鳥もつ煮」なる食べ物もあるということで、駅前の有名店「奥藤本店」へ。

鳥もつ煮は、元々使われずに捨てられていた鳥のもつを何かに利用できないかと、町の蕎麦屋さんが創意工夫を凝らして誕生したメニュー。さらに10年程前からまちおこしの一環で全国的にPR活動を始めてから有名になったB級グルメです。B-1グランプリで優勝したこともあるのだとか。
歴史オタクの小野と橋本。甲府に来ることができて嬉しそう!
こちらが「甲府鳥もつ丼」。砂糖と醤油の甘辛い味付けがモツに合います。追加で鳥もつ煮を単品でも頼んでしまうくらいすごくおいしかったですよ!

さて、ランチの後は、いよいよ甲府の聖地、武田神社へお詣りに。
信玄の父、信虎がつつじか崎に館を構えたのが、1619年。これを「こうふ開府」と呼び、来年2019年は開府からちょうど500年に当たります。また2021年には、武田信玄生誕から500年になります。
甲府はもうすぐ歴史的な節目を迎えるところなんだね!
やっぱり信玄は歴史好きにとってヒーローです!

有名な「風林火山」と描かれた旗印をはためかせながら、数々の戦で華麗な勝利を収めてきた武田信玄は、戦の天才としてのイメージが強いですが、街づくりにも腐心したと言われています。治水工事といった公共事業や、金山開発にも力を入れ経済力を強化していきました。

武田家による数々の投資によって街が大きく発展していった、そんなことを感じながら、「こうふ開府」に想いを馳せます。

今日、自分が生まれてから当然のように存在している場所や町も、昔の人々が投資をしてつくり上げてきたものだということ。歴史の香り漂う地である甲府であるからこそ、あらためて強く実感しました。

人の可能性に投資した信玄

夜のありキャラセミナーは、JA会館で開催でした!

金曜日の遅い時間、また悪天候にも関わらず、約50名の方々にご参加いただきました。ありがとうございます!

運用部の高橋は今年6月に入社したばかり!はじめてのありがとうキャラバンで皆様をお迎えしました。

山梨の皆様にもあらためて、わたしたちレオスが考える「投資」について、お話させていただきました。

目に見える結果としてはお金が増えたり減ったりするのが「投資」ではありますが、わたしたちの「投資」はそれだけでないということ。投資した先にいる人や企業を応援したい、そんな想いが詰まった投資信託でありたいと、ご紹介しました。

信玄の有名な言葉に、「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり」というものがありますが、これは企業にもそのまま当てはまるのではないでしょうか。どんなに大きな自社ビルを建て、煌びやかな内装にし、優秀な人材を集めても、中で働く人々の考えや気持ちが同じ方向を向いていないと脆いものです。

上場企業の株式に投資をするということは、その会社を作った創業者の方の想いや、そこで働く人々の頑張りの可能性に自分のお金を託すこと。企業という箱がロボットや見えない何かによって勝手に動いているのではなく、その中にいる人たちが企業を動かしているのです。

信玄のつくった街を訪れて、投資の本質にあらためて思いを馳せることができたのかもしれないね!
今年から運用部に配属となりました。自分にとっても節目の年です。「人の可能性への投資」を大切に、これからも調査していきたいと思います!
(レポーター:運用部 小野頌太郎)



最後に余談ですが……やっぱり1日の締めはこれですね。

地元のクラフトビール屋さんで乾杯!

そして、甲府に来たからにはやはりこれは外せませんでした。

 

こちらは坦々ほうとう。あまりの美味しさに二皿注文してしまいました。進化したほうとう、というかんじですね。おすすめです!