第一回 Eat&Co.社様

ひふみの社会科見学レポート

7月5日(金)「大阪王将」でお馴染み、Eat&Co.(イートアンド)社の関東工場へひふみ投信を保有していただいているお客様と訪問しました。
イートアンド関東工場は、群馬県邑楽郡板倉町にあります。
工場自体は昨年の9月に竣工したばかりの新しい建物です。
最寄駅の板倉東洋大前駅から車で5分ほど走ると、「Eat&Co.」と大きく書かれた壁面緑化が特徴的な工場が見えてきます。
中に入ったときの印象は「工場ですよね!?」という驚きでした。
コンクリート打ちっぱなしの無機質な"工場っぽさ"がなく、白を基調として床や壁は木目調になっており、まるで軽井沢の別荘に来たような雰囲気でした。
到着後、会社説明のビデオを視聴し、工場の方からの説明を受けた後、冷凍餃子の生産ラインを見学しました。生産ラインを見学する通路には大 きなガラスや手すりが付いており、見学しやすい作りになっています。
作業工程は、私たちが家庭で餃子をつくるときのように、餡を作って皮で包むのですが、実際の規模やオペレーションは全く違います。例えば餡に使う豚肉は、大きな塊のブロック肉が次々にプラントに入れられ、瞬く間に綺麗なミンチになります。また、おいしさを追求するためにミンチにする過程で、豚の軟骨を取り除きなめらかな食感を追及、美味しさへのこだわりが実現されています。
生産ラインを見学した後、お洒落なキッチンスペースで試食を行ないました。
試食した餃子の数は、20名で焼き餃子と水餃子合計でなんと480個!!1人当り24個頂きました。
私がテーブルでご一緒したお客様は、「普段は手作りで、冷凍餃子は初めて食べました。
こんなに美味しかったんですね。」と、驚いていらっしゃいまいした。

製造過程を見学して、試食も行う過程で、お客様同士、また私たちとお客様との距離も縮まります。質疑応答では、アットホームな雰囲気のなか、活発に意見交換がなされていました。
また、最後に当社ファンドマネジャーの湯浅より、「なぜ私たちが工場見学を大切にしているか」をお客様へ伝える時間をいただきました。

見た目や設備、社会への貢献を目で見ることも大切ですが、そこで働く方々がどのように働いているかということを見ることはとても重要です。今回、工場内でお会いした従業員の方々は全員私たち訪問者へ「こんにちは!いらっしゃいませ!」と気持ちの良い挨拶をしてくださいました。「とても基本的なことで、あまり気にしないかもしれませんが、これを体験することができたのはとても重要なことでした。」

お客様と一緒に工場を訪問することは当社として初めてで、私自身良い機会に恵まれ、とても嬉しく思っています。
当日ご参加いただいたお客様、遠いところお越しいただき有難うございました!
この工場見学を通して当社や投資先の企業をより深く知っていただく機会になれば幸いです。
小川
july.11,2013